あけましておめでとうございます。
2018年、スタートです。
私は実家で家族と新年を迎えました。
毎年恒例です。
冬の寒い空気と相まって身が引き締まるー、
そんな気持ちです。
お正月と言えばおせち。
栗きんとん、黒豆、数の子、なます、伊達巻き、かまぼこ、たたきごぼう、田作り・・・などなど、色鮮やかな料理がたくさん並びます。
中でも私は海老が大好きです。
おせち料理は祝い肴(さかな)と言って、
というのは別の機会にするとして。
今回は「保存食」のお話。
おせちは神様にお供えする食事が起源と言われていて、
神様を家に迎え入れているので
1月3日までは火を使わないという風習がありました。
「正月三が日」か「松の内=1月7日」までに
食べきるもの、とされています。
今風に言えば「賞味期限1月7日23:59まで」って
ことなのかも知れませんね。
と、いうことは普段の食事に比べると
「圧倒的に長い期間食べてる」と思いませんか?
『先週作ったんだけど食べる?』なんて言われたら
ちょっとアブナイなーって思いますよね。
では、なぜそんなに長い期間食べても大丈夫なのでしょうか。
①火が通っている
②酢などを使っている
③塩を使っている
のが大きな理由です。
特に③の塩はかなり使っています。
普段と同じ量を食べていると、
知らず知らずたくさんの塩を摂ることになります。
塩味の強い食べ物は喉が渇きます。
するとお酒も多めになってしまいます。
食事療法に取り組んでいる方は注意が必要です。
とはいえ、
お正月早早、アレコレ気にするよりも
ご家族やお友達と過ごす時間を
思いっきり楽しんでください★
リカバーは、松の内が過ぎてから。
合図は「七草がゆ」です。
★わん!ポイント★
おせちは塩が多いのです。
今年1年が素晴らしい瞬間の積み重ねでありますように。
ー適材適食ー
小園亜由美(こぞのあゆみ)|管理栄養士・野菜ソムリエ上級プロ・健康運動指導士
*1:文中の表現は全ての人が対象ではない場合があります。現在治療中の方は必ず担当医や管理栄養士の指示に従ってください。食事療法は治療です。ひとりひとりの身体の状態に合わせた適切でオーダーメイドなカウンセリングが必要です。充分に注意してください。