2018年も三が日最終日。
そろそろ毎日祝い酒で
楽しんでる人、ツライ人、飲み足りない人、こりごりな人、
出てきているのではないでしょうか。
私、アルコールがまったく飲めません。
ぺろっとしただけで寝てしまいます。
美味しそうにお酒を飲む人を見るたびにとてもうらやましく思っています。
今年はちょびっとでも飲めるようになろうかなー、なんて考えていたりします(ナイショですが)。
そんなわけで今回は祝い酒、「お酒」のお話です。
あ。大丈夫です、「禁酒」なんて言ったりはしません。
むしろお酒の好きな方には朗報もあったりします。
糖尿病の食事カウンセリングでもやはり「飲酒」は大事な要素なので必ず訊くようにしています。
アルコールの問題点は、
①習慣性があること。
②食事量が増えること。
③味の濃い、油っぽいおつまみが増えること。
④食事としての栄養バランスが崩れやすいこと。
⑤お酒そのものが高エネルギーであること。
⑥カラダに大きな負担をかけること。
などです。
血糖値に影響したり、血圧を上げてしまったり、肥満の原因となってしまう飲酒は生活習慣病の治療では残念ながら注意がどうしても必要です。
しかし『アルコールは悪!ではない』、という調査結果もあるんですっ。
週3回から4回飲酒する人は、全く飲まない人と比べ、2型糖尿病の発症リスクが低下することが、デンマークでの研究で示された。特に効果が高いのはワインだという。一方で「アルコールのもたらす影響には個人差がある。飲み過ぎは勧められない」との専門家の声も出ている。
引用先:
アルコールは2型糖尿病の発症を防いでくれる、ということなのです。
大事なのは『適量を、適度に飲むこと』です。
厚生労働省によると、
引用先:
「1日のアルコール摂取量は20g程度が適切」としています。
注意して欲しいのは「糖尿病にならなくなる」のではなく、「糖尿病になるリスクが下がる」ということです。
確かにお酒があると楽しい時間がより楽しくなります。
(私は飲めませんので、楽しそうだなーと思ってみています)
楽しい食事の時間はとても大切です。
そんな楽しい時間を長く続けたい!と思うのであれば、
毎回のお酒の量に気をつけてみましょう。
こんな記事もあります、
お酒は適量の場合はストレス解消の効果を期待できるが、量が増えると確実に健康を損なう原因になる。米国糖尿病学会(ADA)などは、アルコールとの「上手な付き合い方」を紹介している。
引用先:
糖質ゼロやカロリーオフ、
それぞれのアルコールの特徴などや
おつまみなんかのお話はそのうちに書きたいと思います。
お楽しみに★
★わん!ポイント★
お酒は適量を適度に楽しむ。
ほろ酔いで楽しいお正月をお過ごしください。
ー適材適食ー
小園亜由美(こぞのあゆみ)|管理栄養士・野菜ソムリエ上級プロ・健康運動指導士
*1:文中の表現は全ての人が対象ではない場合があります。現在治療中の方は必ず担当医や管理栄養士の指示に従ってください。食事療法は治療です。ひとりひとりの身体の状態に合わせた適切でオーダーメイドなカウンセリングが必要です。充分に注意してください。