野菜、最近高いですね。
特にレタス、キャベツ、はくさいなど葉物が高いです。
普段の2倍〜3倍以上のところもあるようです。
だいこんも高いのですが、父の家庭農園のおかげで助けて頂いています。
去年の秋の台風や長雨が原因のようです。
野菜は、健康作りには欠かせない食材です。
生活習慣病、糖尿病のある人には特に大切な食材です。
私なりの解決方法を。
【1】カット野菜
スーパーやコンビニで袋に詰めてある「カット野菜」を利用しましょう。
お店と農家が年間契約をしていて比較的値段も安定していますし、
複数の野菜がカットされているものもありますので、
ひとり暮らしの人にはかなりオススメしている商品です。
【2】冷凍野菜
冷凍された野菜を利用してみましょう。
野菜そのもののものもあれば、調理されたものまでたくさんの種類があります。
何種かの野菜が一緒になったミックスもあります。
冷凍野菜は食べる分だけ使って後はまた保存できるので便利です。
【3】他の野菜
たとえば「もやし」や「豆苗(とうみょう)」などを使ってみましょう。
最近流行始めた豆苗 - Wikipedia。
何の豆の苗(なえ)かというと、エンドウです。
βカロテンがとても豊富で、シャキシャキとした食感が独特です。
私も自宅のキッチンで育てています。
収穫!?しても何度か芽を出してくれます。お水と光源だけで育ちます。
美味しい上に楽しいのでオススメです。
【4】乾物
かんぴょう、切り干しだいこん、キクラゲ、干し椎茸などの
野菜・山菜・きのこの乾物もオススメです。
乾物は野菜だけでなく、果物や水産物もあるのですがそれはまたの機会に。
【5】きのこ
2016年の秋も野菜が高騰しました。
その時、西日本新聞に寄稿させて頂きました。
記事の中で「4種のきのこの秋カレー」というのを紹介させて頂いてます。
(レシピも記事の中にあります)
この後、クリニックで「試食会」を何度かやってみたのですが参加頂いた方々みなさん気に入って頂き、家に帰って家族に作ってくれた方もいました。
とてもうれしかったです★
もちろんカレーでなくてもOKです。
きのこを野菜として使ってみるのもオススメです。
来月2月には徐徐に改善しそうだとの事ですが、
「高いから食べない」ではなく「高いなら他の方法で食べる」と、
いつもと違った新しいレパートリーが増えるかも知れません。
★わん!ポイント★
大自然には勝てません。
だからこそ、感謝して、味わって、残さず、
食べて「生きたい」です。
まだ京都にいます。
ー適材適食ー
小園亜由美(こぞのあゆみ)|管理栄養士・野菜ソムリエ上級プロ・健康運動指導士
*1:文中の表現は全ての人が対象ではない場合があります。現在治療中の方は必ず担当医や管理栄養士の指示に従ってください。食事療法は治療です。ひとりひとりの身体の状態に合わせた適切でオーダーメイドなカウンセリングが必要です。充分に注意してください。