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適材適食 -てきざいてきしょく-

あなたに合った食べものを、あなたに合った食べ方で。

017食目「これも野菜」

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002杯目で お話した通り、仕事帰りに近所のスーパーを廻ってみたのですが

やはり高かったです、野菜。

 

そこで今日は私の夕飯のおかずを紹介したいと思います。

向かって左から順に紹介します。

 

■切り干しだいこん(乾物)

その名の通りだいこんを天日で干した切り干しだいこんは、

生のだいこんよりも

  カルシウム  約23倍:骨をつくる

  カリウム   約14倍:血圧を下げる

  食物繊維   約16倍:血糖値を上げにくくする

  ビタミンB1 約10倍:疲労回復

  ビタミンB2 約10倍:肌荒れ予防

と栄養満点なのです。

何故かと言うとヒミツは「おひさま」にあります。

日光に当たる事によってうま味や栄養が凝縮されるのです。

ちょうど濃いめのお茶にお湯を足して味を薄めますがその逆で

水分が日光で蒸発し濃縮されるのです。

よく見かけるだいこん(青首大根)は

11月から2月にかけての冬の時期が旬なので、

高いのはちょっと残念です。

 

■ほうれんそうのおひたし(冷凍)

深くて濃い緑色が印象的なほうれんそうは、緑黄色野菜です。

ほうれんそうも冬が旬の野菜。

収穫前にわざと冷気にさらすことで

糖を蓄え、ビタミンC・ビタミンE・βカロテンの濃度が上がり

より美味しくなります。

(今回は冷凍ほうれんそうです)

主な栄養成分として

  鉄分   ・・・貧血予防

  βカロテン ・・・抗酸化作用

です。

灰汁(あく)が強いので苦手な人もいますが、

とっても栄養豊富な野菜です。

 

■ひじきの煮物(乾物) 

ひじきは野菜ではなく海藻です。

主な栄養成分として

  カルシウム・・・骨をつくる

  食物繊維 ・・・血糖値を上げにくくする

です。

ただし海藻類なので、

甲状腺治療中の人は医師・管理栄養士に必ず確認してください。

 

と、3品ご紹介しました。

(ひとつは野菜ではなかった、です、ね)

 

切り干しだいこんも、

冷凍ほうれんそうも、

干しひじきも、

私の部屋には常備してあります。

自炊していて、

なんか野菜が足りないなー

あと1品欲しいなー

という時に大活躍しています。

 

ぜひみなさんも買い置きして使ってみてください。

 

そう言えば、

切り干しだいこんを使った

イタリア風のオリジナルレシピを

講演で紹介した事がありました!

近いうちにブログで紹介します。

 

 

★わん!ポイント★

 

乾いていても、凍っていても、野菜は野菜です。

ひじきは海藻です。

 

 

ー適材適食ー

小園亜由美(こぞのあゆみ)|管理栄養士・野菜ソムリエ上級プロ・健康運動指導士

 

*1

 

 

*1:文中の表現は全ての人が対象ではない場合があります。現在治療中の方は必ず担当医や管理栄養士の指示に従ってください。食事療法は治療です。ひとりひとりの身体の状態に合わせた適切でオーダーメイドなカウンセリングが必要です。充分に注意してください。