今夜は「運動」について
福岡大学病院で行われた講演会に出席してきました。
運動は大切です。
おにぎり1個(120g)で250kcalとします。
これを運動で全て消費しようとすると、
ウォーキングなら約60分
ランニングなら 約30分
必要です。
運動で
食べたもの全てのエネルギーを消費しようとするのは
大変厳しいのです。
では、何故運動をするのでしょう。
それは「筋力」と「体力」がつくからです。
たとえ運動ですべてを消費できなかったとしても、
脂肪がつきにくい身体に変化します。
そして筋力がつくことでケガをしなくなったり、
体力がつくことで病気になりにくくなったりします。
運動をしないと
この逆のことが起きていきます。
脂肪になりやすくなったり、
ケガをしたり、病気になりやすくなってしまいます。
食べる事は生きる上で決して欠かすことはできません。
運動も実は生きる上で大切な役割を持っていることが
判ってきました。
「スポートロジー(Sportology)」という言葉を知っていますか?
「スポートロジー」は、医学、スポーツ科学をコアとして、神経科学、哲学及び社会学などをも統合して、スポーツのプレーや観戦と健康増進効果との関係を調べる新しい研究領域です。
運動とは身体を動かし健康になること。
スポートロジーは身体を動かすことに関すること、
例えばスポーツを観戦することで
それ自体が健康増進に繋がるのでは?という新しい研究です。
詳しくは以下をご覧ください。
運動ってひと言で片付けるのではなく、
運動ってどんなことなのか。
運動ってどんな影響を生みだすのか。
運動そのものを考える、そんなお話でした。
★わん!ポイント★
私は管理栄養士ですが、健康運動指導士でもあります。
食事だけでなく、運動についても
もっと勉強していきます。
ー適材適食ー
小園亜由美(こぞのあゆみ)|管理栄養士・野菜ソムリエ上級プロ・健康運動指導士
*1:文中の表現は全ての人が対象ではない場合があります。現在治療中の方は必ず担当医や管理栄養士の指示に従ってください。食事療法は治療です。ひとりひとりの身体の状態に合わせた適切でオーダーメイドなカウンセリングが必要です。充分に注意してください。