朝昼は控えめで夕食にがっつり食べる、
それって「ビックディナー」と言います。
ビックディナー派の人は要注意です。
その食スタイルは肥満の人に多く見られる傾向だからです。
食事を朝昼晩の3食食べることは身体にとってとてもいいことです。
1食抜くだけで身体に大きな負担となります。
このお話は動画で説明していますのでよかったら↓
うわさの真相〜それホント!?〜【講演会】小園亜由美(管理栄養士・野菜ソムリエ上級プロ)日本甲状腺学会 学術集会 市民公開講座@別府
こんなデータが発表されました。
食事パターンを「朝型」にすると、体重が減り、糖尿病の人では血糖コントロールが改善するという研究を、イスラエルのテルアビブ大学が発表した。
口にしてもぐもぐしてごっくんするだけの食事ですが、
どうやら「食べるコツ」がありそうです。
「多くの人が食事で気にすることは、どんな食品を食べるかとカロリーを抑えることですが、もっと重要なことがあります。それは、食事を摂る時間と頻度です」と、テルアビブ大学医学部のダニエラ イカボヴィッチ教授は言う。
食べる時間と食べる頻度。
いつ食べるのか。何回食べるのか。
それが大事なのです。
しかも、
血糖値の上昇を抑え、
空腹になる時間を減し、
体重を減らしやすいと考えられていた
「ちょこちょこ食べ」も結果が芳しくないとの報告が。
2型糖尿病患者が1日に6回の食事を摂ると、予想していたよりも体重が減らず、血糖値もそれぼと下がらないことが示された。
これは驚き。
でも考えてみれば
同じエネルギー量、同じ栄養量なので、
分けたとしても身体に入ってくるトータルは同じだから
当然なのかも知れませんね。
だからこそ、朝食。
「重要なことは、朝食をしっかり摂ると、体重がベースライン時から変わらない場合でも、2週間後に血糖値の有意な低下がみられたことです。3種の食事のカロリー配分を変えて、朝食にボリュームをもたせることで、血糖変動に迅速で有益な効果をもたらすことが示されました。体重が減少すれば、さらに改善できる可能性があります」
つまり、
朝食を
毎朝しっかり食べることは
とっても大切なこと
と言えます。
ぜひ、明日の朝からぜひやってみてください。
★わん!ポイント★
ゆっくりしっかり時間をかけて食べること。
これはよいとされています。
いわゆる「おやつ」は
1日のトータルの食事で調整することができるのであれば、
有効と言われています。
本当に人の身体って複雑で難しいです。
簡単に理解できるものではありません。
もっと勉強しなくては!
ビックディナーでびっくり!ディナー。
ー適材適食ー
小園亜由美(こぞのあゆみ)|管理栄養士・野菜ソムリエ上級プロ・健康運動指導士
*1:文中の表現は全ての人が対象ではない場合があります。現在治療中の方は必ず担当医や管理栄養士の指示に従ってください。食事療法は治療です。ひとりひとりの身体の状態に合わせた適切でオーダーメイドなカウンセリングが必要です。充分に注意してください。