糖尿病と言えば、太っている人。
そんなイメージがあると思います。
確かに糖尿病の人は肥満傾向にあります。
でも、最近の調査で、
やせているからこそ糖尿病になってしまう人、
特に20代の若い女性に多いということが判ってきました。
やせている=脂肪が少ないのではなく、
実は脂肪が筋肉や内臓などに隠れていて、
結果、筋肉が充分にブドウ糖を取り込めずに
高血糖となり、やがて糖尿病になってしまう、
ということなのです。
このお話は最近取り上げています、
そ、「異所性脂肪」です。
こちらの記事です↓
以前、「ダイエット」についてお話しましたが、
ダイエット=やせる、ことではありません。
自分に合った適正の体重となることです。
そして体重だけではありません、
適度な運動をすることで、
適正な筋肉をつけていくことが大事なのです。
糖尿病は生活習慣病のひとつです。
そして、
糖尿病の治療には
食事療法
運動療法
があります。
つまり、
食事と運動を適正に行う生活習慣こそが
健康をつくり、維持することなのです。
難しい?
確かに難しいこともあると思います。
でも、
それが習慣になってしまえば気にならなくなります。
誰にでも習慣はあります。
毎日必ずやること。
そのひとつに食事や運動が入れば、
知らないうちになんの苦もなく
健康的な生活を送ることになります。
ポイントは
「簡単と思えることからやってみる」
ことです。
え?!そんなことだけでいいの?
と思えることから始めて、
徐徐に簡単なことを増やしていけばいいのです。
どんなにやせていても、
カラダの中が整っていなければ意味がありません。
★わん!ポイント★
と、言いつつ私も気をつけなければいけません。
「がんばる!」と続かないので、
リラックスしてできることを、
これからも続けていきたいと考えています。
最近、「スポートロジー」が熱いです。
ー適材適食ー
小園亜由美(こぞのあゆみ)|管理栄養士・野菜ソムリエ上級プロ・健康運動指導士
*1:文中の表現は全ての人が対象ではない場合があります。現在治療中の方は必ず担当医や管理栄養士の指示に従ってください。食事療法は治療です。ひとりひとりの身体の状態に合わせた適切でオーダーメイドなカウンセリングが必要です。充分に注意してください。