芋づるって訊くとイメージするのは
こんな感じ↓じゃないでしょうか。
いもづる‐しき【芋×蔓式】
蔓をたぐると芋が次々に出てくるように、多くの出来事が関連して続くこと。「疑獄事件の関係者が芋蔓式に検挙される」
写真にするとこんな感じ↓ですよね。
でも「いもづる」はコレではないのです。
どちらかというとこっち↓
地面に出ている葉の方なのです。
イモと根っこと葉っぱを取ったのがこちら↓
これが『”食べる” いもづる』です。
植物的には「茎」の部分です。
これで300g、全部で1.5kgあります。
このイモヅルを食べるために、表面の皮を剥きます。
これが結構大変です。。。
父と私で90分かかりました。
そのままだとかみ切れない上灰汁も強いので
皮剥がしは必須なのです。
で、キレイに皮をむいたのがこちら↓
一見ネギの仲間のように見えますが、
サツマイモの茎=いもづるです。
そして調理したのがこちら↓
油揚げと一緒に炒めて食べます。
きゃらぶきのように見えますね。
味はあっさりしていてしゃきしゃきした歯ごたえがある旬の1品です。
いもづるには
鉄分
カルシウム
食物繊維
ポリフェノール
ルテイン
ビタミンK
ビタミンC
ビタミンE
βーカロテン
など栄養豊富なのです。
スーパーなどではあまり見かける機会はないかも知れませんが、
芋掘りなどに出かける際は、
農家の人にお願いしてもらってみるのもいいかも知れません。
★わん!ポイント★
とはいえ、
いもづるの皮むきが終わったあと、
こんな風に指が着色しちゃいました。
なかなかとれません。
ー適材適食ー
小園亜由美(こぞのあゆみ)|管理栄養士・野菜ソムリエ上級プロ・健康運動指導士
*1:文中の表現は全ての人が対象ではない場合があります。現在治療中の方は必ず担当医や管理栄養士の指示に従ってください。食事療法は治療です。ひとりひとりの身体の状態に合わせた適切でオーダーメイドなカウンセリングが必要です。充分に注意してください。