甘いものっていつ食べますか?
3時のおやつ?
決めてない?
夜中にこっそり?
名古屋大学の研究チームが
砂糖を摂るのを
①活発に活動する時間帯のみ
②自由に摂り続ける
のでは、
①活動時間に絞った方が
肝臓や血中に溜まる脂肪量を抑えられる
ということを実験で見つけたそうです。
面白いと思ったのは
同じ食べものでも、
食べる状態によって
カラダの反応が違ってくる
ということです。
さらに、
砂糖とでんぷんをラットに与えて比較した場合、
時間を限ったとしても
砂糖を与えたグループは
でんぷんを与えたグループよりも
脂肪量は多かったそうです。
でんぷんが含まれる食材は、
- トウモロコシ
- 小麦
- 米
- 豆類
- ジャガイモ
- サツマイモ
- タピオカ
- ワラビ
- くず
などです。
でんぷんの多くは糖質として体内に取り込まれます。
砂糖はもちろん糖質。
同じ糖質でも取り込まれ方が違うのです。
とはいえ。
砂糖を全く摂らないことは正直難しいことですし、
砂糖を使った食品、特にお菓子は
生活を楽しく豊かにしてくれます。
上手に付き合いたいですね。
★わん!ポイント★
食事の最初に野菜を食べる「ベジファースト」。
今回の話はベジファーストに似ています。
甘いものはおひさまの出ている時に食べる。
名付けて「昼菓子(ひるかし)」です。
食べる時間、大切です。
ー適材適食ー
小園亜由美(こぞのあゆみ)|管理栄養士・野菜ソムリエ上級プロ・健康運動指導士
*1:文中の表現は全ての人が対象ではない場合があります。現在治療中の方は必ず担当医や管理栄養士の指示に従ってください。食事療法は治療です。ひとりひとりの身体の状態に合わせた適切でオーダーメイドなカウンセリングが必要です。充分に注意してください。