“ビタミンDは日光に当たるとできるのです”
と昨日お話しましたが、
この時期「食べるビタミンD」と言えば『キクラゲ』、です。
ビタミンDだけでなく
ミネラルも豊富で
食物繊維はゴボウの3倍
と、様様な栄養素を含んでいると言われています。
ビタミンDは
- レバー
- いわし
- かつお
- さんま
- ぶり
- サケ
- 卵黄
など動物性のもの以外としては
キノコ類が最も多く含んでいます。
キクラゲ(ゆで)の主な栄養成分(100gあたり)
- 脂質・・・・・・・・・0.2 g
- コレステロール・・・・0 mg
- ナトリウム・・・・・・9 mg
- カリウム・・・・・・・37 mg
- 炭水化物・・・・・・・5 g
- タンパク質・・・・・・0.6 g
- ビタミンD・・・・・・39.4 µg
ちなみに私が買ったキクラゲは「生」です。
珍しかったのでつい買ってしまいました。
旬だから、ですね。
乾燥キクラゲを水で戻すと
5倍ぐらいに増えますので注意してください。
キクラゲは漢字で「木耳」と書きますが
人の耳のような形をしている植物だからという理由だそうです。
他にも音から「木海月」と書くこともあるとか。
海に浮かぶ海月くらげが出てくるのは
8月のお盆を過ぎた頃から9月末まで。
どちらもほぼ同じ時期に旬を迎えます。
しかも山のクラゲも海のクラゲも
どちらも食感が独特でなんとなく似ています。
味もどちらも淡泊。
なんだか名前だけじゃない何かを感じませんか?
キクラゲ、私はこんな風にして食べました。
キクラゲと一緒にトマトとタマゴをオイスターソースで炒めました。
食感が独特で美味しいです★
ビタミンDは脂に溶けやすいので脂と一緒に調理すると効果的です。
★わん!ポイント★
旬のものを旬のうちに。
これから秋に向かってキノコがシーズンを迎えます。
その第一走者のキクラゲ、今夜のおかずにいかがですか?
ー適材適食ー
小園亜由美(こぞのあゆみ)|管理栄養士・野菜ソムリエ上級プロ・健康運動指導士
*1:文中の表現は全ての人が対象ではない場合があります。現在治療中の方は必ず担当医や管理栄養士の指示に従ってください。食事療法は治療です。ひとりひとりの身体の状態に合わせた適切でオーダーメイドなカウンセリングが必要です。充分に注意してください。