昨日に引き続き、今日も宮崎の「食」の現場に見学です★
駆け足のダイジェストで紹介していきます!
(後半は観光です)
おひさまが出る前に起きて向かった先は、
『庵川漁業協同組合地方卸売市場』で朝の競りを見学します!
私が到着した時にはすでに多くの人とたくさんの魚が集まっていました。
太刀魚を競り用の青いケースに入れ直していました。
一箇所に集まってきました。競りが始まるようです!!!
ただただ圧倒されていました。
誰一人無駄な言葉を発せず、黙ってひたすら魚を見て、紙に書き込み渡していきます。
私には何が何だか判りません、が、プロの仕事だということだけは判ります。
私にできることは、邪魔にならないようにすることだけでした。
どんどん運ばれていきました。
市場の目の前に「名物のうどん」。
朝早いみなさんを支えるやさしい味です。
見学を終えて宮崎に向かいます。
もう10月も終わるというのにとても日射しが強くて日焼けしそうな勢いです。
半袖でも充分です。
高架線にたくさんのソーラーパネルが置かれているのを見ました。
これは「宮崎リニア実験線」の名残なんだそうです。
日向市から都農町にかけての7.0kmあいだにあるんです!知りませんでした!
経緯や苦労などがWikipediaに書かれています、面白いのでよかったら→コチラ
そろそろ開業も見えてきたリニア新幹線ですが、
生まれ故郷はここ宮崎なんですね。
途中、広大なキャベツ畑を見つけました!
見てください!!!
こんなにも青い!!!
綺麗です!!!
たくさんのおひさまの光を浴びてすくすくと成長中です!!!
さらに移動。宮崎港方面へ向かいます。
『新垣ミート』にお邪魔しました。
宮崎産の牛・豚・鶏、お肉の話を訊かせて頂きました。
全国でも名高い「宮崎牛」。
史上初の内閣総理大臣賞を3大会連続で受賞し、
ふるさと納税の返礼でも大人気のお肉です。
品質が高いと評判の宮崎牛、でももっと品質を高めたい。
安定した品質の肉を提供したい。
牛だけでなく豚も鶏も、
自分が美味しいと感じたものを
より多くのひとに提供していきたい。
いいものを届けるのが自分たちの使命だ。
それは「製品」で食卓を変える。
食を変える力だけのもった製品を
肉を扱うプロとしての真面目でまっすぐな想いを
形にしようとする姿に私には映りました。
宮崎の牛肉・豚肉・鶏肉は、
善し悪しを見る必要がなく、ただ美味しい。
高い肉はもちろんのこと、
毎日の食卓にそんな「変化」が近い将来、起きるかも知れません。
社長自身、お肉が好きでたくさん食べているそうです。
「自分の舌で感じなければ人には勧められない」
そう笑顔で話してくれました。
宮崎駅前を通過し、向かったのが
『丸哲水産』です。
ここは魚の加工場ですが、お店もやっていて、
学校給食や病院食、スーパーへの提供など
仕入れから加工品製造、販売、飲食店までと
魚に関するすべてを担っています。
魚を加工する、と言っても簡単ではありません。
捌いた上で、骨や内臓などの処理、
フライのための衣を着させたりと、
手間暇が必要な部分を一手に担っています。
私たちが気軽に美味しい魚をいただくことができるのは
みなさんのおかげなんだな、と痛感しました。
ここで今回の見学は終了。
同行してくれたみなさんと記念撮影。
すべての見学のコーディネートをデナーダ社がやってくださいました。
本当にありがとうございます★
ぜひ、また、近いうちにお目にかかりたいと思っています!
よろしくお願いします。
デナーダ社は宮崎の美味しいものを全国へ届ける仕事をされています。
中でも魚に関するCHOKUSENはこれからの流通を変えるかも知れません。
駆け足でしたが「宮崎の美味しいところ」を見せて頂きました。
判ったことも学んだこともたくさんあります。
でも今は「もっと知りたい!」と思っています。
宮崎のものが美味しい、その理由をもっともっと知りたいです。
さて福岡に戻るまで時間があるので、観光です。
まずは
チーズ饅頭『わらべ』でお土産を。
そしてお昼も過ぎているのでご飯です。
『おぐら』に来ました。チキン南蛮を頂きます。
驚くほどの量のタルタルソースとチキンカツ。
素朴な洋食屋さん的な味でとても美味しいのですが
他のメニューもどれもビッグサイズ。
若い人はもちろんのこと、会社員やカップル、子ども連れ、
お年寄りや身体の不自由な人まで
本当に客層が広く驚きです。
宮崎のソウルフード、です。
お腹もいっぱい。
次の目的地に向かいます。
その途中で、
ソフトバンクホークスの秋季キャンプっが行われる
宮崎市 生目の杜いきめのもり 運動場を通りました。
宮崎と言えば各球団が集まってキャンプをすることで有名ですね。
今、まさに「日本シリーズ」まっただ中なので
選手はいませんが準備をしていました。
さて移動。
と思ったら、コスモス畑を見つけてしまいました。
秋空に淡くて線香花火のよおうな葉、
そしてピンク色のコスモスの花。
秋の風に揺られていました。
コスモスには足を止めてしまうだけの魅力があります。
コスモスは私の大好きなピンク色。
私を呼んでいました★
写真、いっぱい撮りました。
まさに「道草」ばかりですが、
なんとか
に到着しました。
照葉しょうよう樹林で「照葉てるは」。
辺り一面深い森です。
夕方のせいもありますが、
車を降りるとひやっとしました。
しっかりした橋なので揺れはほとんで感じません。
だけど、やっぱり、ちょっぴり、怖いです。
帰りの道を検索していたところ、面白いものを発見!
ちょうどルート上にあったので「寄り道」。
が、こちら。
え!?なんでビタミン館なの???
郷土の偉人「ビタミンの父」高木兼寛翁の功績にちなみ、「ビタミン館」と付けられました。
高木兼寛氏って???
高木 兼寛(たかき かねひろ、嘉永2年9月15日(1849年10月30日) - 大正9年(1920年)4月13日)は日本の海軍軍人、最終階級は海軍軍医総監(少将相当)。医学博士。男爵。東京慈恵会医科大学の創設者。脚気の撲滅に尽力し、「ビタミンの父」とも呼ばれる。当時日本の食文化では馴染みの薄かったカレーを脚気の予防として海軍の食事に取り入れた(海軍カレー)。
なるほど!それでビタミン館なんですねー。
宮崎市内になんとか戻ってくることができました。
夕方のラッシュです。
レンタカーを返却し、宮崎空港、到着です。
私は宮崎空港で必ずすることがあります、
それはこちら↓
『パーム』の生ジュースを飲むこと。
今回は宮崎産レモン。
とってもすっぱーい★
あ。垂れ幕。
ということで。
無事、福岡に戻ってくることができました★
★わん!ポイント★
多くの人の協力で、
「生産の現場を見てみたい!」
という私の願いを叶えることができました。
実際に目にすること。
現場の人から話を訊くこと。
それは想像を遥かに越えたものがありました。
ただ、ひとつ強く感じていることは、
今回出会ったすべての人が
プロフェッショナルであり、
真面目で、優しく、
自分の信念を信じて直向きひたむきに取り組んでいる、
ということです。
「宮崎は人がいい」
そんな言葉を耳にしますが、本当です。
でも、今は「もっと知りたい!」というキモチでいっぱいです。
とても素晴らしい経験をさせて頂きました。
本当にありがとうございました。
この経験を食に関わる管理栄養士として、
活かしていきたいと考えています。
ー適材適食ー
小園亜由美(こぞのあゆみ)|管理栄養士・野菜ソムリエ上級プロ・健康運動指導士
*1:文中の表現は全ての人が対象ではない場合があります。現在治療中の方は必ず担当医や管理栄養士の指示に従ってください。食事療法は治療です。ひとりひとりの身体の状態に合わせた適切でオーダーメイドなカウンセリングが必要です。充分に注意してください。