長崎
「Total Care Seminar 〜生活習慣病と認知症〜」にて
「適材適食」をテーマに講演させて頂きました。
今回の講演は3つのセッションに分かれていて、
①生活習慣病における食事療法(←私)
↓
②高血圧治療
↓
③認知症治療
というひとつの大きな流れとなっていました。
健康を作り、育て、維持しようとする時、
そこには必ず生活習慣が大きく関わってきます。
食べること、動くことは、生活そのもの。
そして
病気になった時もやはり
食べることと動くことは、無関係ではありません。
管理栄養士として食事に関わり、
健康運動指導士として運動に関わる以上、
決して症状を進行させてはならない、
とあらためて考えさせられるきっかけとなりました。
こんな話を訊きました、
長崎は北海道に次ぐ第2位のジャガイモの生産地です。
長崎では
冬に植えたものが春(4月〜5月)に
秋に植えたものが冬(12月)に
収穫の時期を迎えます。
その時期になると患者さんの来院数が減るそうです。
なぜなら「収穫で大忙しだから」。
そして出荷を終えるとまた治療に来るそうなんですが
検査結果が軒並み思わしくなくなっているそうです。
なぜなら
「採れたての美味しいジャガイモを食べるから」。
まさに長崎ならではのエピソードです!
毎日せっせとお世話をして
一生懸命育てたジャガイモ。
美味しくなるのはジャガイモの恩返しです★
でも、私としてもやっぱり数値が気になります。
ジャガイモは炭水化物を多く含む野菜、
つまりご飯やパンと同じなのです。
せっかくなのでぜひ食べて欲しいです!
でも食べ過ぎないように注意もして欲しいです。
会場で
栄養指導のツールとして
活用しています
と声をかけて頂きました!
とっても嬉しかったです★★★
食事バランスシートが
患者さんの病態をよい方向へ導く
きっかけとなったら、
これ以上のことはありません!
正直、
みなさんから
声をかけてもらえること、
リアクションが
私のモチベーションを保ち育ててくれます!
私の言葉が届いている、と
実感できる唯一の瞬間です!
ありがとうございます!
★ぶー!ポイント★
最後になりましたが、
今日参加頂いた医療従事者のみなさま、
鍬先 なな子 先生(鍬先医院 副院長)、
北村 慎一 先生(道ノ尾病院 内科)、
そして
講演会のスタッフのみなさまに
心から深く感謝申し上げます。
参加頂いたみなさま、ありがとうございました。
ー適材適食ー
小園亜由美(こぞのあゆみ)|管理栄養士・野菜ソムリエ上級プロ・健康運動指導士
*1:文中の表現は全ての人が対象ではない場合があります。現在治療中の方は必ず担当医や管理栄養士の指示に従ってください。食事療法は治療です。ひとりひとりの身体の状態に合わせた適切でオーダーメイドなカウンセリングが必要です。充分に注意してください。