米粉を使った料理を通じて熊本市の小学生が「食」の大切さを学びました。
2日、熊本市の秋津小学校で開かれた米粉の料理教室には4年生から6年生とその保護者などあわせて120人が参加しました。
子どもたちは管理栄養士から米粉の魅力や「お米が持つ力」について講義を受けた後、熊本ホテルキャッスルの中華料理・総料理長が腕をふるった米粉料理を楽しみました。
子どもたちにふるまわれたのは、米粉を使った甲イカのミルク炒めや肉団子スープです。米粉を使うことで小麦粉などに比べ、味に旨味とコクが増すとということです。「めちゃくちゃ美味しいです。ソースがうまい」(参加した小学生)
「(普段)イカを食べないんですけど、これはおいしいみたいで。やっぱり、お料理が違うんだなと思います」(参加した保護者)
子供の頃に食べたものというのは
大人になってからも影響を及ぼします。
どんな風に、
どんなものを、
食べて育ったのかは
その後の一生の食生活に大きく影響します。
小さい頃に食べたもの、というのは
美味しいものを知った大人になっても
「特別なもの」になります。
きっと「お袋の味」も同じです。
食事カウンセリングの中でも
よくそんな場面に出会います。
きっとあなたにとっても
特別な思い出の味があるはずです。
もちろん私にもあります。
子供の頃の食事が大切だということは
覚えていてください。
★ぶー!ポイント★
食育、とても興味があります。
食べるということは
生まれたての赤ちゃんでさえ
誰に教えられることもなくできること。
そして死を迎えるその時まで続けること。
食べることでカラダは変わります。
食は生きることです。
だからこそ、
ただただ何となく食べるのではなく、
ちゃんと意味を知って、
興味を持って食べて欲しいと思うのです。
ー適材適食ー
小園亜由美(こぞのあゆみ)|管理栄養士・野菜ソムリエ上級プロ・健康運動指導士
*1:文中の表現は全ての人が対象ではない場合があります。現在治療中の方は必ず担当医や管理栄養士の指示に従ってください。食事療法は医療行為です。ひとりひとりの身体の状態に合わせた適切でオーダーメイドなカウンセリングが必要です。充分に注意してください。