最大10連休だった2019年のゴールデンウィーク。
あなたは何をしましたか?
楽しかったですか?
お出かけした人は、
行った先で美味しいものたくさん食べたでしょうか?
お出かけしなかった人も、
ゆっくりしながら好きなものをたくさん食べたでしょうか?
年末年始とゴールデンウィークは半年に1度の「スペシャル」です。
普段といつもと違うからこそ、スペシャル=特別なのです。
だからこそ「リズムを崩しやすい」のです。
実際に正月明けやGW明けの食事カウンセリングでは
体重が増えてしまった人がたくさんいます。
原因は様様ですが共通しているのはいつもと違う生活という点です。
お休みを楽しく過ごすことは、とても大切です。
でも、気をつけてほしいのはそれが続くこと、です。
続けてしまうと習慣となります。
カラダにとってよい習慣なら大歓迎ですが
悪い習慣だと変えるのは大変です。
生活習慣病の原因はそんな些細なことから始まることもあるのです。
お休み明けに体重計に乗ってみましたか?
こんなデータがあります。
2017年の平均体重を1週間ごとに見てみると、最大値は、男女ともに5月7日週(男性72.06kg、女性57.47kg)で、ゴールデンウィーク明けが最も体重が重かったことがわかりました。最小値は、男性は8月6日週の71.35kg、女性は7月30日週の56.89kgとなり、男女ともにゴールデンウィーク明けから夏に向けて体重は減少する傾向が見られました。
ドコモヘルスケアの調査によると、
男女共に1年のうち
ゴールデンウィーク明けが一番体重が重い
という結果が出ています。
さ、ゴールデンウィーク太りをリセットしましょう。
方法は簡単です、
「いつも通り」に「プラスアルファ」することです。
- 1日3食、決まった時間に食事をする
- 食事の最初は野菜
- 1日合計350g、1食120gを目安に野菜を食べる
- 飲みものは、水かお茶にする
- 運動量を増やす
- 間食は控える
- 睡眠はしっかりとる
- 毎日決まった時間に体重を測る
なかでも大切なのは意識すること、です。
ーーGW楽しかったなー。
ーーまた美味しいもの食べたいなー。
ーー次も食べられるように頑張ろう!
と意識します。
これは私も実際にやっていることです。
「ちょっと食べ過ぎちゃったなー」と思ったら
その分を次の食事で控えるようにします。
プラスマイナスゼロを目指します。
とはいえ、そう簡単にはいきません。
特に今回は10連休。
なので「5月中」を目処に調整していきます。
特に食物繊維を多く含む「野菜」を多く食べるようにします。
そして意識して動くようにします。
目安は「体重計」です。
GW前の体重に戻すことを目標にしていきます。
よく太ったから食べない、という人もいるかと思いますが、
食物繊維を多く含む野菜を食べることを私は選びます。
体重が増えるのにも時間がかかります。
同じように
体重が減るにも時間がかかります。
ちょっとしたことの積み重ねが体重を上下させます。
まずはGW前の生活のリズムに戻すようにやってみましょう★
★ぶー!ポイント★
スペシャルだから、特別だから「楽しい」のです。
それが習慣になってしまうと
スペシャルでも特別でもなくなってしまいます。
すると楽しくなくなってしまいます。
続けるためには無理は禁物です。
自分のペースで、
でも「スペシャルなこと」をイメージしながら
毎日を過ごしてみましょう。
小さなことを積み重ねることが大事です。
ー適材適食ー
小園亜由美(こぞのあゆみ)|管理栄養士・野菜ソムリエ上級プロ・健康運動指導士
*1:文中の表現は全ての人が対象ではない場合があります。現在治療中の方は必ず担当医や管理栄養士の指示に従ってください。食事療法は医療行為です。ひとりひとりの身体の状態に合わせた適切でオーダーメイドなカウンセリングが必要です。充分に注意してください。