東北・仙台土産第2弾
先日、東北・仙台へ遊びに行った時、宿泊先で頂いた蒲鉾の味が忘れられずにしっかりお土産として買ってきました。
笹かまぼこ かまぼこの鐘崎
形が笹の葉に似てるから「笹かまぼこ」と呼ばれているのかと勝手に思い込んでいましたが、どうやらストーリーがあるようです。
笹かまぼこ
製法は、笹形の木枠あるいは鉄製枠にすり身を入れておおよそを成型し、贈答品などではその後手で細かな成形をする工程を入れて、竹串に刺して焼いて作られる。
明治初期に仙台でヒラメの大漁が続いた際、保存するためすり身にして蒲鉾を作りさらに焼いたが、その時に笹の葉の形にしたのが始まりとされる。それ以後仙台の魚屋では自家製の笹かまぼこを売るようになったという。
当初は「木の葉かまぼこ」「手のひらかまぼこ」「平かまぼこ」「ベロかまぼこ」などと呼ばれていたが、仙台市一番町に1935年(昭和10年)創業した阿部蒲鉾において、旧仙台藩主伊達家の家紋「竹に雀」の笹にちなんで「笹かまぼこ」と呼ぶようになってから、旧仙台藩地域で次第に名称が統一されていった。なお、阿部蒲鉾との違いを出すため、現在も「手のひらかまぼこ」の商品名を用いる企業もある。
支店経済都市である仙台市の仙台駅で土産品としての地位を確立したため、全国的には「仙台市の特産品」との認識もあるが、名称の由来からも「旧仙台藩地域の特産品」であり(→仙台参照)、特定第3種漁港(全国的重要漁港)を擁する気仙沼市・石巻市・塩竈市を始め、宮城県は高政や鐘崎など笹かまぼこを主力とする水産物加工会社が軒を連ねており、蒲鉾の消費量・生産量共に日本一となっている。
そして伊達家の家紋「竹に雀」はこちら↓
確かに瑞鳳殿の扉のところに金色の「竹に雀」の家紋があります。
それにしても
「木の葉かまぼこ」
「手のひらかまぼこ」
「平かまぼこ」
「ベロかまぼこ」
って、見た目の形からのネーミングが多かったんですね。
勉強になりました。
伊達政宗公、今でも仙台の街を見守ってらっしゃいます。
★ぶー!ポイント★
蒲鉾は魚の身が材料。
かまぼこにはいろいろな魚が使われますが、代表的なものは、エソ、グチ、ハモ、トビウオ、アジ、タチウオ、ヒラメなどです。北洋で獲れるスケトウダラは、冷凍すり身として広く使われています。
蒲鉾の栄養は
100gあたり
エネルギー・・・95 kcal
タンパク質・・・12 g
脂質・・・・・・ 0.9 g
炭水化物・・・・ 9.7 g
含まれるとされています。
高タンパクで低エネルギーと言えます。
が、塩分も多く含まれているものもあるので注意です。
ー適材適食ー
小園亜由美(こぞのあゆみ)|管理栄養士・野菜ソムリエ上級プロ・健康運動指導士
*1:文中の表現は全ての人が対象ではない場合があります。現在治療中の方は必ず担当医や管理栄養士の指示に従ってください。食事療法は医療行為です。ひとりひとりの身体の状態に合わせた適切でオーダーメイドなカウンセリングが必要です。充分に注意してください。