汗をかく季節。熱中症対策に「水分補給はしっかり!」というのはだいぶ浸透してきた感じがしますが、みなさんは何を飲んでいますか?
こんな記事を見つけました↓
日本の「緑茶」に糖尿病や肥満の予防・改善効果 世界中から注目
日本の緑茶の健康効果は世界中から注目されている。緑茶や抹茶に肥満や2型糖尿病、心疾患、脳卒中、がんなどの予防・改善効果があることが、世界のさまざまな研究で明らかにされている。
- 緑茶のカテキンに抗酸化作用
- 緑茶が心臓病や脳卒中などのリスクを低下
- 緑茶が糖尿病リスクを低下
- 緑茶が善玉菌を増やし、肥満のリスクを下げる
- 抹茶の抗不安効果
- 日本のお茶を世界に伝承
詳しい記事は上記を見て頂くとして、
なぜお茶が糖尿病にいいのか
を私なりの別の角度から観てみたいと思います。
飲みものと言えば以前、コーヒーや清涼炭酸飲料などの話をしました。
コーヒーや炭酸水は極めて低カロリーです。
ブラックコーヒーは苦いし、甘味のない炭酸水では味気ないと、そこに甘味や牛乳などを足してしまうことで、エネルギーが大幅に高くなってしまうのです。
その点、緑茶は甘味や牛乳などを足すことは(あまり)ありません。あまりと書いたのは「抹茶」と呼ばれる特に菓子類は牛乳と混ぜたり、甘味を足したものが殆どだからです。
もし飲みものを選ぶのであれば「水」か「緑茶」にしてみてはいかがでしょうか。水はエネルギーがゼロの代わりに栄養もゼロです。でも緑茶には記事にもあるようにカテキン類のポリフェノールが含まれていて、これが抗酸化作用をもっていたりとプラスアルファの作用をもたらしてくれそうです。
緑茶と言えば、以前宮崎・都農町の茶畑に見学に行った時のことを思い出します。
こちらでは「古式本釜炒り茶」という方法で製茶をしていました。なによりも驚いたのが「甘い」ということ。とってもいいお茶っ葉の薫りと一緒に口の中で拡がる甘さにびっくりしました!本当にお砂糖が入っているんじゃないかと思うくらいの甘さを感じました。
街を歩けばそこら中に自販機やコンビニやスーパーがあって、緑茶のペットボトルなんて簡単に手に入れることができます。手軽なのでついつい利用してしまいます。でも、たまにはちゃんと茶葉を買って、ちゃんと淹れた緑茶を飲んでみるのもいいかも知れません。
★ぶー!ポイント★
夏は冷水で淹れても美味しいらしいです★ 今年の夏はアイスコーヒーや清涼炭酸水のほかに、よく冷えた「緑茶」もローテーションに入れてみてはいかがでしょうか。
以前から「お茶」って奥深いなーと思っていたのです。
ー適材適食ー
小園亜由美(こぞのあゆみ)|管理栄養士・野菜ソムリエ上級プロ・健康運動指導士
*1:文中の表現は全ての人が対象ではない場合があります。現在治療中の方は必ず担当医や管理栄養士の指示に従ってください。食事療法は医療行為です。ひとりひとりの身体の状態に合わせた適切でオーダーメイドなカウンセリングが必要です。充分に注意してください。