2019年7月13日土曜日。診療終了後に今年挑戦した旬の役菜やくさい動画シリーズの第4回目最終回の撮影です。
▼春号
▼冬号
▼夏号
撮影クルーが準備とセッティングをすごい勢いでやっている中、
私は綺麗にしてもらっています。
メイクが終わってまずは打合せ。
現場にはお菓子と飲みもの。クルーがいつも用意してくれます(感謝)
準備完了、いよいよ撮影開始ですーーー★ 4回目ですがやっぱり最初は緊張します。でも、クルーのみなさんが雰囲気を創ってくれてリラックスさせてくれるのでとてもありがたいです。
最初は顔出しのパートから撮影します。
動画では最後の部分も撮影では最初の方で撮ります。NGシーンとOKシーンです↓
秋号で紹介する旬の役菜、まず1つめはニンジンです。
なぜ、肘を抑えてもらっているかは、編集した本番を観たらわかるかも知れません。笑っていますが、結構必死でやっていたのです。
いよいよ調理パートへ。
2つめはシイタケです。
そして、キメのカット用を撮ります。
キメカット用に作り治します。どうしても冷めてしまうのでやっぱり調理直後の温かい状態で撮りたいので実は調理シーンとは別にカット用の分も創っています。
実はこの画像はボツです。もっともっと素敵な画になっています。キメカットはクルー全員でよりよいカットになるように意見を出し合って画を作りこんでいきます。動画内だけでなく、リーフレットにも使用するので、毎回みんなで考えて最高の1枚を撮っています。
なんとか素敵な1枚を創り上げることができました。できばえは動画やリーフレットでお確かめください★
終了直後に撮影クルーのみなさんから花束をいただいてしまいました!!!本当にサプライズで、びっくりして、でも本当に嬉しかったっ★です!!!
その後「いつも通り」見事な撤収。
それはクリニックを元通りにする作業。何事もなかったかのように見事にまるで時間が巻き戻ったかのように。しかももの凄い短時間で。何度観ても魔法です。
いよいよ別れの時。最後に挨拶をさせて頂きました。伝えたいこと、たくさんあったはずのに、何も言葉にすることができませんでした。
最後に撮影クルーのひとりひとりに挨拶と握手をさせて頂きました。
頂いた花束と一緒に。
みなさんが帰られたあとの調理室にて。
★ぶー!ポイント★
私はひとりでも多くの人に私の大好きな野菜を知って、興味を持ってもらい、楽しんで欲しいと願い、食事カウンセリング、このブログやSNS、YouTubeにチャレンジしてきました。講演会にも声をかけて頂き、集まって頂いた医療関係者の人たちに野菜のことを伝えてきました。そんな中、季節の野菜についての動画制作の話を頂きました。
何度も撮影の様子をブログの中で紹介してきました。撮影は大抵土曜日の昼からでした。土曜日は午前中診療のため、週の中でも最も患者さんが集中する日です。朝8時には出勤し、バタバタしている間に昼になって、そのまま撮影。終わるのはだいたい24時。もちろん当日だけではありません、撮影の前には企画や原稿、段取りの打合せをして撮影の日を迎えます。普通考えたらとんでもなくハードです。確かにハードでした。
でも毎回とても「楽しみ」でした。
その様子や想いはブログにも仕上がった動画にもしっかり映り込んでいると思います。
それは今回のスタッフ+クルーのみなさん、ひとりひとりが私の願い、想いを理解し、それぞれプロフェッショナルとして力を貸してくださったから、です。私の胸の中にある伝えたい想いを上手に引きだし映像として表現してくれたから、です。初回からひとつの同じ目標に向かってそれぞれが役割を果たして創り上げていく感覚がありました。
私が今一番感謝していることは、プロとしての仕事ぶりはもちろんのこと、関わってくださったみなさんが私の想いに賛同・共感してくださったこと、です。
四季ごとの4本、8つの野菜を取り上げた旬の役菜動画シリーズは、画面や紙面では私だけが映っています。でも、それは映っているだけにすぎません。決して私ひとりでは創り上げることはできませんでした。このシリーズは関わってくださった、スタッフ+クルー全員で創りあげたものです。
ですからこれもひとつの「チーム医療」だと私は強く感じています。
私の知らない日本のどこかの誰かのもとで、このツールがこの動画がとりあげた野菜たちが本当に役に立つ「役菜」として季節の定番メニューになってくれたら、と願っています。
撮影は終わりました。次はこのツールを活かす番です。与えて頂いたこのツールを最大限に活かすことがこれからの私の役割、そう今強く想っています。
本当にありがとうございました★ また近いうちにお目にかかれることを信じています。
ー適材適食ー
小園亜由美(こぞのあゆみ)|管理栄養士・野菜ソムリエ上級プロ・健康運動指導士
*1:文中の表現は全ての人が対象ではない場合があります。現在治療中の方は必ず担当医や管理栄養士の指示に従ってください。食事療法は医療行為です。ひとりひとりの身体の状態に合わせた適切でオーダーメイドなカウンセリングが必要です。充分に注意してください。