***前回***
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兼六園と金沢城に向かいます。
兼六園までは北陸鉄道の兼六園シャトルというバスを使うと便利です。
兼六園の入口に到着。
ところで「兼六園」ってなぜ「兼六園」なのでしょう。
調べてみると兼六園は文字通り「6つを兼ねた園」という意味なんだそうです。加賀藩12代藩主 前田斉広まえだなりながが、奥州白河藩主 松平定信に名付けの依頼をしたところ、宋の詩人 李格非りかくひの『洛陽名園記らくようめいえんき』に記された文から引用、
- 広々としていれば(宏大)
- 静かな奥深さはなく(幽邃)、
- 人工的であれば(人力)
- 古びた趣は少なくなる(蒼古)。
- また池や曲水や滝が多ければ(水泉)、
- 遠くは眺められない(眺望)。
という文から、これぞ!ということで付けたそうです。素晴らしい庭園に必要とされる要素
- 宏大←→幽邃ゆうすい
- 人力←→蒼古そうこ
- 水泉←→眺望
がそれぞれ対となる真逆の要素までをも含んだ6つの要素全てを兼ねた庭園ということ、のようです。
次は金沢城です。
金沢城
石川県金沢市丸の内にあった日本の城である。江戸時代には加賀藩主前田氏の居城だった。城址は国の史跡に指定されており、城址を含む一帯は金沢城公園(かなざわじょうこうえん)として整備されている。
ちなみに兼六園は、加賀藩5代藩主 前田綱紀まえだつなのりがここ金沢城に「付属」するように創らせた大名庭園なんだそうです。
★ぶー!ポイント★
なんと金沢城をもともと作ったのは織田信長。その織田勢を破った羽柴秀吉が前田利家にこの城を与えた、そうなのです。戦国武将の有名人がたくさん関わっているお城です。歴史に詳しくない私でも教科書に出てくる人ばかりなので知ってます。
初金沢の旅⑦へつづく。
ー適材適食ー
小園亜由美(こぞのあゆみ)|管理栄養士・野菜ソムリエ上級プロ・健康運動指導士
*1:文中の表現は全ての人が対象ではない場合があります。現在治療中の方は必ず担当医や管理栄養士の指示に従ってください。食事療法は医療行為です。ひとりひとりの身体の状態に合わせた適切でオーダーメイドなカウンセリングが必要です。充分に注意してください。