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適材適食 -てきざいてきしょく-

あなたに合った食べものを、あなたに合った食べ方で。

625食目「母校へ」同志社女子大学へその前に京麩「半兵衛麩」を食べに行った@京都その①

「母校へ」同志社女子大学へその前に京麩「半兵衛麩」を食べに行った@京都その①【適材適食】小園亜由美(管理栄養士・野菜ソムリエ上級プロ)

 

2019年8月30日金曜日。昨日仙台から戻ったばっかりですが今日から京都へ向かいます。

 

「母校へ」同志社女子大学へその前に京麩「半兵衛麩」を食べに行った@京都その①【適材適食】小園亜由美(管理栄養士・野菜ソムリエ上級プロ)

「母校へ」同志社女子大学へその前に京麩「半兵衛麩」を食べに行った@京都その①【適材適食】小園亜由美(管理栄養士・野菜ソムリエ上級プロ)

 

京都へ着きました。そのままお昼を食べに行きます。

「母校へ」同志社女子大学へその前に京麩「半兵衛麩」を食べに行った@京都その①【適材適食】小園亜由美(管理栄養士・野菜ソムリエ上級プロ)

「母校へ」同志社女子大学へその前に京麩「半兵衛麩」を食べに行った@京都その①【適材適食】小園亜由美(管理栄養士・野菜ソムリエ上級プロ)

 

京麩『半兵衛麩はんべいふ』です。

www.hanbey.co.jp

「京麸」と呼べるのは、半兵衛麸の麸だけです。(登録商標)
京麸は、京料理の一品として、また精進料理の貴重なたんぱく源としてゆば、豆腐と並んで欠かすことのできない伝統食材です。「美味しい」と喜んでいただけることを何よりの励みとし、素材と製法にこだわり、時代とともに京麸を発展させながら、一つ一つ丹精込めてつくり続けております。

京都と言えば「麩」。私、麩が大好きです。とても人気のお店なので予約なしでは入店できません。

 

「母校へ」同志社女子大学へその前に京麩「半兵衛麩」を食べに行った@京都その①【適材適食】小園亜由美(管理栄養士・野菜ソムリエ上級プロ)

店内はとても落ち着いた雰囲気。

 

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「母校へ」同志社女子大学へその前に京麩「半兵衛麩」を食べに行った@京都その①【適材適食】小園亜由美(管理栄養士・野菜ソムリエ上級プロ)

この感じ、まさに京都です。ひとつひとつが素敵です。シンプルなんだけれども、凝っています。多分わびさびの世界です。どれも麩を使った料理でその多彩さに驚かされます。そしてどれも、美味しいです★

「母校へ」同志社女子大学へその前に京麩「半兵衛麩」を食べに行った@京都その①【適材適食】小園亜由美(管理栄養士・野菜ソムリエ上級プロ)

麩、美味しいです★見た目。独特の食感。味わい。噛んだ時に歯ごたえ。のどごし。香り。この感じは麩ならではです。京麩ならでは、です。美味しいです★★★

 

「母校へ」同志社女子大学へその前に京麩「半兵衛麩」を食べに行った@京都その①【適材適食】小園亜由美(管理栄養士・野菜ソムリエ上級プロ)

「母校へ」同志社女子大学へその前に京麩「半兵衛麩」を食べに行った@京都その①【適材適食】小園亜由美(管理栄養士・野菜ソムリエ上級プロ)

今の世は、通年通してどんな食材も簡単に手に入るようになりました。器もプラスティックの安価で使い捨てのものが多く出回っています。私たちはこうした便利と引き換えに、自然を感じたり四季を愛でること、土の温かさ木のぬくもりに触れること、ものを大切に使う気持ちに鈍感になってしまったかもしれません。

私どもの生業は、三二〇余年続く「麩屋」でございます。「麩屋がなぜ博物館?」なのですが、食の文化を伝承していきたいという思いでご紹介させていただいております。お客様である多くお料理人さんが、素材にこだわり、季節を取り入れたお料理をつくられ、器に凝って、京料理を守っておられています。私どもも京麩を通じてそのお手伝いをさせていただいております。

みなさまのふだんの食事の中でも、京麩をお使いいただく以外に、食を楽しむ、文化に触れるお手伝いがもう少しできればと思い、お辨富箱博物館を開館いたしました。食の文化の一端に触れていただき、生活の中に少しでも取り入れていただければ嬉しく思います。

どうぞ、ごゆっくりご覧ください。

食事を終えて店の中を歩いていると、お辨富箱博物館とあります。お店の人に尋ねると2階で展示しているそうです。しかも無料ということで見学させて頂きました。

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どれも細工が細かくとても丁寧な作りのものばかり。

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当時の京の様子を描いた画も展示されていました。

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美意識ともったいない

お辨富箱博物館では、主に屋外での食器・酒器を展示しています。単に屋外へ食べ物を運ぶための箱ではなく、どれも季節や趣向に合わせた職人の遊び心や技を利かせたお辨富箱です。お花見には螺鈿らでんで桜の花びらを散らして、夏には風通しのよい素材で涼しげに、船遊びには船型など、贅を尽くした蒔絵や螺鈿の細工は、美術的にも、技術的にも優れています。普段使いには、持ち運びに便利な工夫が施されたお辨富、お箸、茶器は、参考にしたものです。長く使うことを前提に、作りも丁寧ですが、使った後の手入れも行き届いており、百年以上経った今も、当時の美しさを保っています。

 

海外でのBENTO

「BENTO」は日本以外の国でもつかわれている言葉だと聞きます。特にニューヨークやパリでは、使い捨て容器に、簡単に調理された食材を詰め販売されているものを指しているようです。ビジネスマンが、時間がない時に、お腹を満たすために取る食事「BENTO」を買い求めます。「おべんとう」屋さんはたくさん存在していますが、この「BENTO」「おべんとう」だけが日本のお辨富ではないことを、お辨富にも文化があることを、海外の方にも知っていただきたいと思っています。

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食の文化をこれからも

日本には四季があり、その季節ごとに自然の美しさ、厳しさ、輝きを感じながらさまざまな文化を育んできました。食でも料理の技だけでなく、食材や器、しつらえに、この”四季”を大切にして、技の折りなす美しさと粋すいを楽しんできました。しかし、日本古来より培われてきたことが失われつつある今、次代に継ぐには、これまでの技を愛でることで何かを感じ、何かが変わるのではないかと思っております。ここで、食に対するいにしえの人の想いに少しだけふれていただければと思います。

 

食事を楽しむ 

「食事は、生命を維持するための栄養摂取の手段だけではない。それでは餌である」人間は餌を食べるのではなく、”食事”を”食文化”という文化として大切にしてきました。だからこそ、何を食べるか、どう料理して食べるか、どんな器にどんな盛り付けにするか、どんな場所で誰と食べるかと考える楽しみまでを含めて、食事をとらえています。だから、たまにはおべんとうをもって、家族や友人と出かけて、野や山、川や海、満開の桜の下での食事を楽しみたいと思うのでしょう。

 

とても素敵な言葉でしたのでそのまま掲載しました。

 

 

1Fには麩を買うスペースがあります。

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お腹もそして心もとっても満たされた時間となりました★

 

そして母校 同志社女子大学へ向かいました。

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★ぶー!ポイント★

 

京都は歴史的な建物がたくさんあって世界的にも有名な観光地。京都の駅に着いた途端タイムスリップしてしまったような感じがします。

それとは別に京都へ来るととても「季節」を感じます。緑や自然が多く残っているので景色ももちろんのことですが、それ以外にもとても季節を意識させられます。

それはきっと食べものなのかも知れません。季節=旬を大切にしている、そんな感じがします。暑い寒いだけでなく、京の街全体が季節に彩られているような気がします。

今さらながら、こんな素敵な場所で学生時代を過ごせたことに感謝です。

 

 

ー適材適食ー

小園亜由美(こぞのあゆみ)|管理栄養士・野菜ソムリエ上級プロ・健康運動指導士

▲YouTube【こぞのあゆみチャンネル】では野菜や果物など食べものに関する情報を動画配信しています★

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*1:文中の表現は全ての人が対象ではない場合があります。現在治療中の方は必ず担当医や管理栄養士の指示に従ってください。食事療法は医療行為です。ひとりひとりの身体の状態に合わせた適切でオーダーメイドなカウンセリングが必要です。充分に注意してください。