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適材適食 -てきざいてきしょく-

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664食目「スティーブ・ジョブズが最後に食べたもの」2011年膵臓腫瘍転移で亡くなったApple社を設立した天才が選んだもの

「スティーブ・ジョブズが最後に食べたもの」2011年膵臓腫瘍転移で亡くなったApple社を設立した天才が選んだもの【適材適食】小園亜由美(管理栄養士・野菜ソムリエ上級プロ)

 

9月はApple社のiPhoneの新作が発表される月。2019年はiPhone11/iPhone11Proが発表されました。

今回はiPhone4Sが発表される前のお話です。

「スティーブ・ジョブズが最後に食べたもの」2011年膵臓腫瘍転移で亡くなったApple社を設立した天才が選んだもの【適材適食】小園亜由美(管理栄養士・野菜ソムリエ上級プロ)

 スティーブ・ジョブズが亡くなって、早くも8年になる。
 アップルの共同創業者でカリスマ。禅に傾倒し、和食通でもあった。そんな彼の好きだったメニューを知りたいと思い、常連だった店を訪ねた。

 訪れたのはシリコンバレーの中心にある「陣匠(JIN SHO)」。ジョブズの自宅からもほど近い。店には個室もVIP用の出入口もない。50名ほど入れる落ち着いた雰囲気。

 有名人だからと特別扱いはしない店だ。客が並んでいるときに予約なしでジョブズが来店した際も、いったん帰らせたそうだ。

転載元:アップル創業者スティーブ・ジョブズ、死の直前に「ねこまんま」 (Smart FLASH)

 

スティーブ・ジョブズ氏が足繁く通った米国シリコンバレーにある日本食の店。その店とのエピソードが続きます。

そして若くして病に倒れます。病気が進行して、介助が必要になるほど弱ってしまっている頃の話です。

 

 ジョブズに介助が必要になってからは、夫人が横に座り、手助けをした。晩年は鍋焼きうどんなどをオーダーするようになり、金子さんが寿司を握ることはなくなった。 

 さらに食が細り、ほとんど食事をしなくなった頃、金子さんが何回か目撃した光景がある。それはジョブズが、醤油皿にごはんを載せ、味噌汁をかけて食べる姿だ。

 いわゆる「ねこまんま」を小さな皿に作っていた。
 その皿を再現してもらった。ここに浮かぶお米の一粒一粒を噛み締めたのだろうか。

 

転載元:

 

スティーブ・ジョブズ。日本の九州の片隅に住んでいる私だってその名前とその才能の凄さは知っています。彼のアイディアはiPhoneという形になって世界中の人々の手に、そして世の中を変えました。

そんな偉大な成功者である彼が、富も名声も手に入れた彼が、病魔に冒され、衰弱しながらも訪れたお気に入りの日本料理店で口にしたのがねこまんま、なんだそうです。

「スティーブ・ジョブズが最後に食べたもの」2011年膵臓腫瘍転移で亡くなったApple社を設立した天才が選んだもの【適材適食】小園亜由美(管理栄養士・野菜ソムリエ上級プロ)

 

★ぶー!ポイント★

 

貴重なもの。

高価なもの。

それらは確かに美味しいです。

でも、

感覚で味わうだけでなく、

想い出や記憶やキモチで「味わう」のも食です。

スティーブ・ジョブズ氏がその時に何を想い、どんな風に味わったのかは判りません。でもきっと「美味しかった」のではないか、と私は想います。

 

 

ー適材適食ー

小園亜由美(こぞのあゆみ)|管理栄養士・野菜ソムリエ上級プロ・健康運動指導士

▲YouTube【こぞのあゆみチャンネル】では野菜や果物など食べものに関する情報を動画配信しています★

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*1:文中の表現は全ての人が対象ではない場合があります。現在治療中の方は必ず担当医や管理栄養士の指示に従ってください。食事療法は医療行為です。ひとりひとりの身体の状態に合わせた適切でオーダーメイドなカウンセリングが必要です。充分に注意してください。