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665食目「コーヒー豆から淹れないコーヒー」人工コーヒーが誕生!?@HUFFPOSTより

「コーヒー豆から淹れないコーヒー」人工コーヒーが誕生!?@HUFFPOSTより【適材適食】小園亜由美(管理栄養士・野菜ソムリエ上級プロ)

 

あなたはコーヒーどれくらい飲みますか?あなたの飲んでいるコーヒーは、珈琲豆から淹れたものですか?とうとう珈琲豆を使わないで淹れたコーヒーが誕生したそうです。

 

コーヒー愛好家にとっては悪夢かもしれない人工コーヒー。2020年には、あなたも飲めるようになるかも。

植物原料の代替肉「インポッシブル・バーガー」を誕生させた人々の支援を受けたアメリカのスタートアップ企業が、世界初の人工コーヒーを実験室で発明したという。そして、数百万ドルというシード投資(起業前の投資)のおかげで、早ければ2020年までにこのコーヒーを初めて飲むことができるかもしれない。

シアトルに本拠を置くAtomo(アトモ)は、インポッシブル・フーズやSpotifyをも支援した、投資企業のホライズン・ベンチャーズから260万ドルを受け取った。

Atomoの共同創業者で食品科学者でもあるジャレット・ストップフォースは声明で、「コーヒー業界は革新と変化を遂げる時期に来ています」と述べている。「農産物の代替品が受け入れられることは、代替肉や乳成分のない代替ミルクで実証されており、今回はこのような活動を我々が情熱を持っているカテゴリー、つまりコーヒーで実現したかったのです」

引用元:豆を使わない「人工コーヒー」が誕生へ 気になるお味は? | ハフポスト

 

以前、紹介した植物肉・人工肉・インポッシブルバーガー・ビヨンドミート・ベジタリアンミートと同じように人工的なもののようです。

 

人工的に作る食料は今、とても注目が集まっています。

 

でも、こちらの人工コーヒーは気になる点があります、

Atomoの人工コーヒーの原料については、コーヒー豆の分子を研究し、天然由来で持続可能の原料を使って開発された、ということ以外は未だにわかっていない。

引用元:豆を使わない「人工コーヒー」が誕生へ 気になるお味は? | ハフポスト

推測ですが、まだ開発中のため、材料や製法も含めて企業秘密、ということなんだと想います。

 

まだまだ噂の段階、と言ってもいいと思うのですが、記事によると2020年には市販されそうだとのこと。案外、近い将来、人工コーヒーを飲む機会がやってくるのかも知れません。

 

 

★ぶー!ポイント★

人工的なもの、というとちょっと抵抗がある、なんて人も多いと想います。が、しかし、とても大きな解釈をするとして、現在私たちが口にするもので、純粋に自然のものをそのまま食べることは少ないのかも知れません。

 

例えば人工甘味料。砂糖の持つヒトの身体にとって不都合な高カロリーな部分は抑えて、ヒトが欲しがる甘味だけを感じるようにした調味料。

今や人工甘味料はカロリーゼロのような商品だけでなく、あらゆる食品に使われています。身近な食品に書かれている表示を見てみると驚くと思います。本当に色色な食品に人工甘味料は使われているのです。

 

新しい技術は大歓迎です。私たちの生活を豊かにしてくれます。ただ安全性だけでは確保してほしい、です。

 

 

ー適材適食ー

小園亜由美(こぞのあゆみ)|管理栄養士・野菜ソムリエ上級プロ・健康運動指導士

▲YouTube【こぞのあゆみチャンネル】では野菜や果物など食べものに関する情報を動画配信しています★

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*1:文中の表現は全ての人が対象ではない場合があります。現在治療中の方は必ず担当医や管理栄養士の指示に従ってください。食事療法は医療行為です。ひとりひとりの身体の状態に合わせた適切でオーダーメイドなカウンセリングが必要です。充分に注意してください。