2019年11月27日水曜日。起きて窓の外を見ると、朝日が昇ろうとしていました。
この時の外気は-2度。さすが東北です、寒さが厳しいです。福岡と比べものになりません。
荷物を整え、部屋を出る前にもう一度窓の外を覗いてみました。今日も帰りの飛行機の時間まで観光します。そして訪れたのがこちら↓
宮澤賢治記念館です。
宮沢 賢治（みやざわ けんじ、正字: 宮澤 賢治、1896年8月27日 - 1933年9月21日）は、日本の詩人、童話作家。
仏教（法華経）信仰と農民生活に根ざした創作を行った。作品中に登場する架空の理想郷に、郷里の岩手県をモチーフとしてイーハトーブ（Ihatov、イーハトヴあるいはイーハトーヴォ (Ihatovo) 等とも）と名付けたことで知られる。彼の作品は生前ほとんど一般には知られず無名に近く、没後、草野心平らの尽力により作品群が広く知られ、世評が急速に高まり国民的作家となっていった。そうした経緯もあって日本には広く愛好者がおり、出身地である岩手県花巻市は彼の故郷として有名である。
宮澤賢治の名前は私も知っています、が、詳しくありません。館内は認められてなかったので、認められている外観などの写真を載せます。
画像転載元：天神経済新聞 2009年1月13日より
宮澤賢治はとても多彩な人だと知りました。文学だけかと思っていましたが、彼が愛用したチェロも展示されていて、クラッシックが大変好きだったと知りました。そして画もありました。自己表現、自分の想いを伝えるために文字や音楽や絵画と様様な方法を取り入れていったのかなかな、と感じました。
手書きの原稿もありました。そこには何度も何度も書き換え、書き加えた後が残されていました。宮澤賢治は作品として完成してもその後書き直し、時には完成時とは全く違った作品になるということもしばしばあったそうです。
オノマトペや外来語を多用した独特の言葉づかい。表現。興味深かったです。
宮澤賢治のそんな生き方を目の当たりにして。教科書だけでなく、食に関すること、時には食以外のことにも広く大きく興味を持ち、1度完成したとしても、何度も何度も考え、よりよい事を柔軟に常に取り入れていく、そんな姿勢を教えてもらった気がします。
そしてお昼。こちらのお店に来ました↓
やぶ屋 花巻総本店です。
このやぶ屋に宮澤賢治はよく食べに来ていたそうで、この店を（藪だから）ブッシュと呼んでいたそうです。
そんな宮澤賢治がよく食べたという天ぷらそば＋サイダーを頼みたかったのですが、ここは3大麺の地。
名物わんこそばに挑戦することにしました。
これでも私の中では超特急はやぶさ号こまち号レベルで食べているんです！私の中のマイレコードを大きく更新する奇跡の早食いです！お店の人の圧が凄い！ハヤクハヤクと急かされます！
ということで、わんこそば、お腹いっぱーーーーい頂きました！ご馳走さまでした★
その後、
いわて花巻空港に到着。
イーハトーブの森のオブジェがありました。
ということで無事福岡に戻ってきました。雨でした。しかもとても暖かく感じました。
★ぶー！ポイント★
これはやぶ屋で頂いた証明書、です。
私は28杯も食べました！（がんばった）
わんこそばの由来
わんこそばの歴史は、400年程の昔にさかのぼります。南部藩のお殿様が江戸に上られる途中、花巻にお立ち寄りになられました。
郷土名産のそばを差し上げたところ、お殿様はたいへんお気に召され、何度もおかわりをされたと伝えられています。
その際、そばを丼ではなく上品に「お椀」に盛って差し上げたところから「わんこそば」と称されるようになったといわれております。
（岩手の方言は、名詞の語尾に〝こ〟をつけることから「椀こ」と呼びます。）
毎年二月十一日は「わんこそば全日本大会」が開催され、２０１５年には日本の記念日「わんこそば記念日」に認定されました。わんこそばと言うと、大食いのイメージがありますが、本来はお客様にたくさん召し上がっていただきたいというもてなしの食文化です。
お椀に入った蕎麦＝わんこそば、なんですね。
これで、
冷麺・じゃじゃ麺・わんこそば
を無事制覇、平らげました！
ー適材適食ー
小園亜由美（こぞのあゆみ）｜管理栄養士・野菜ソムリエ上級プロ・健康運動指導士
*1:文中の表現は全ての人が対象ではない場合があります。現在治療中の方は必ず担当医や管理栄養士の指示に従ってください。食事療法は医療行為です。ひとりひとりの身体の状態に合わせた適切でオーダーメイドなカウンセリングが必要です。充分に注意してください。
