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適材適食 -てきざいてきしょく-

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723食目「岩手の巖手屋の南部せんべいの話」初の岩手から戻ってきたら、テレ東『カンブリア宮殿』でやっていた

「岩手の巖手屋の南部せんべいの話」初の岩手から戻ってきたら、テレ東『カンブリア宮殿』でやっていた【適材適食】小園亜由美(管理栄養士・野菜ソムリエ上級プロ)

 

先日、講演で岩手県北上に訪れた時に、お土産を買ってきました。

「岩手の巖手屋の南部せんべいの話」初の岩手から戻ってきたら、テレ東『カンブリア宮殿』でやっていた【適材適食】小園亜由美(管理栄養士・野菜ソムリエ上級プロ)

南部せんべいです。

南部煎餅(なんぶせんべい)は、小麦粉を原料にした煎餅の一種。八戸南部氏が藩主家だった旧八戸藩地域に伝承の焼成煎餅である。
青森県、岩手県全域が主な生産・消費地で、同地域の名物となっている。

元々は八戸藩で作られた非常食であり、小麦粉を水で練って円形の型に入れて堅く焼いて作られる。縁に「みみ」と呼ばれる薄くカリッとした部分があるのが特徴。保存性は非常によいが、時間が経過すると酸化により味が落ちる。個包装の商品も存在するが、通常は10 - 20枚程度を1つの袋に入れた簡素なものが多い。青森、岩手の旧南部氏支配地域においては非常にポピュラーな食べ物であり、来客にも供される。

南部煎餅 - Wikipedia

岩手名物ということで、それほど深く考えていた訳ではないのですが、帰福して数日後にたまたま点けていたテレビでテレ東 カンブリア宮殿がやっていていて、巖手屋いわてやの社長さんが出演していました! 

 

 

青森・岩手地区の郷土食「南部せんべい」。伝統料理の「せんべい汁」にも使われる食材で、起源は500年前とも言われている。その「南部せんべい」の最大手が、岩手県二戸市に本社を置く「小松製菓」だ。人気の理由は、現代風にアレンジした商品の数々にある。サキイカをまぶした「いかせんべい」や、りんごチップスをのせた「林檎せんべい」など、同業他社を圧倒する200アイテムを品揃えがある。小松製菓は、こうした「常識にとらわれない」商品開発で売り上げを伸ばし、年商は約30億円。

そんな小松製菓の最大の特徴が、実は、「従業員の幸せ」にあるという。例えば、子供を幼稚園や保育園に通わせるママには、最大で月1万円の補助金を支給。一方、定年を迎える社員には、希望すればいつまででも働ける制度を整え、退職者が働ける場所まで作ったという。他にも「社員の誕生会」や「社員へのお歳暮」、退職者に年2回の「年金」を支給するなど、とにかく、従業員が喜ぶ仕組みが社内にあふれている。

なぜ、地方の菓子メーカーが、ここまで社員を大切にしながらも業績を伸ばしているのか?「従業員の幸せが第一。売り上げや利益は、その結果として返ってくるもの」と語る2代目社長・小松務が仕掛ける感動のサバイバル術、その全貌に迫る!

老舗せんべいメーカーの感動復活劇:カンブリア宮殿|テレ東プラス

つい先日行ったばかりだったので、謎の親近感を抱きながら番組を観ました。中でも私が印象に残っているのは、社員が自らすすんでやる!という話です。私なりの解釈も含めて話をすると、

紹介文にもあるように巖手屋には、働けるだけ働ける制度があるそうです。従業員ひとりひとりが働きやすい環境が整っている。会社は社員を大切にしている。それは社員ひとりひとりに充分過ぎるほど伝わっていて、社員は会社のために動くんだそうです。たとえば製造ラインで一手間かかっていたものを社員みずから知恵を絞って改善していく。それが社員全員で普通に行っている。そこには「巖手屋らしさ」という考え方があって、巖手屋ならこうするだろう、という考えの基本がひとりひとりに根付いているんだそうです。ひとりひとりが会社のために。会社はひとりひとりの社員のために。だからあれしろ!これしろ!言う必要がないんだそうです。

巖手屋らしさは私が手にしたこのお土産の箱の中にもしっかり詰まっていました。

「岩手の巖手屋の南部せんべいの話」初の岩手から戻ってきたら、テレ東『カンブリア宮殿』でやっていた【適材適食】小園亜由美(管理栄養士・野菜ソムリエ上級プロ)

バラエティ豊かな南部せんべい。どれもそれぞれ個性を持ちながら、やっぱりどこかオリジナルの味を持っている。どうしてこの商品になったのかのストーリーがしっかり見える気がしました。中には洋菓子を思わせるものやお酒のつまみに合いそうなものまであり、逆にオリジナルの一部を変えただけで別のしっかりした味わいになったりと、アイディアがたくさん詰まっていました。

番組を観た後で頂いた南部せんべいは、ひと味違った風に感じられました★

 

 

 

★ぶー!ポイント★

「岩手の巖手屋の南部せんべいの話」初の岩手から戻ってきたら、テレ東『カンブリア宮殿』でやっていた【適材適食】小園亜由美(管理栄養士・野菜ソムリエ上級プロ)

包装紙や広告で見かけるおばあちゃん。このおばあちゃんは社長の母親、先代なんだそうです。当て布のある割烹着で煎餅を焼く姿。大変苦労されたそうです。
 

   

ー適材適食ー

小園亜由美(こぞのあゆみ)|管理栄養士・野菜ソムリエ上級プロ・健康運動指導士

▲YouTube【こぞのあゆみチャンネル】では野菜や果物など食べものに関する情報を動画配信しています★

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*1:文中の表現は全ての人が対象ではない場合があります。現在治療中の方は必ず担当医や管理栄養士の指示に従ってください。食事療法は医療行為です。ひとりひとりの身体の状態に合わせた適切でオーダーメイドなカウンセリングが必要です。充分に注意してください。