冬の京都を味わいにこちら、 大極殿本舗だいごくでんほんぽ 六角店 甘味処 栖園かんみどころ せいえんに来ました★
2019年9月に初めて訪れた時の印象が鮮明に残っていて、前回は夏だったので今回は冬を味わいに来たのです★
1月の琥珀流しは白味噌のようです!どんなのでしょう、期待は高まります!!!そんな私の前に運ばれてきたのがこちら↓
ぜんざいと1月の琥珀流しのセットです★
ぜんざい
ぜんざい(善哉)は、豆(主に小豆)を砂糖で甘く煮た日本の食べ物である。
餅や白玉団子、栗の甘露煮などと共に供されることが多い。一般的には豆の原型が存在するものを指して用いられるが、例外もある。
関東地方では汁気のない餡そのものをぜんざいと呼ぶが、関西地方では粒餡を用いた温かい汁物をぜんざいと呼び、漉し餡を用いた汁物は「汁粉」と呼び分ける。
これは西日本から東日本へと伝搬する過程において、ぜんざいと汁粉の区別が正しく伝わらなかったからとの説もある。
汁気のない餡を用いたものは、関西では「亀山」や「小倉(おぐら)」と呼ばれている。
これまたいつも話に出るぜんざい(善哉)としるこ(汁粉)の違い。
寒さが厳しい季節には、温かいおしるこ(お汁粉)やぜんざい(善哉)が嬉しいですね。このおしることぜんざい、地域によって内容が変わるんだそうです。
一般的に、関東の場合は小豆あんの汁物全般をしること呼び、区別するなら、粒なしのものを御前汁粉、粒ありなら田舎汁粉と呼び分けています。これが関西になると、粒のないものをしるこ、粒があるものをぜんざいといいます。関東でぜんざいといえば、餅などにあんを添えたものですが、関西ではこれを亀山と称します。また餅の形や火の入れ方、口直しなども地方によって違いがあるようです。
ちなみにぜんざいの語源は仏教語で、釈迦が弟子の良い行いに対し「善哉善哉」と褒めた言葉から来ているんだとか。また一休禅師が「善き哉(よきかな)」と言ったことが由来だとか、出雲地方の神在餅(じんざいもち)が転化したとも言われています。
ちょっと文字だけでは判りにくかったので図になっているものを見つけました↓
ということは、これは
- 京都=関西地方
- 汁があるもの
- つぶあん
- 餅が入ってる
ということで、ぜんざいのようです。
透き通るような、澄み切った、ほどよい甘さで、豆もしっかり味わえます。これも、硬くもなく柔らかくもなく、ちょうどいい固さ。形容詞としては似合わないすっきりとした甘みのぜんざいです★ 美味しい!
確かめたワケではありませんが、機械ではなく人がついた餅のような気がしました★
琥珀流し
その見た目の美しさから、食べる宝石とも呼ばれている「琥珀流し」。寒天からできたデザートで、月によって変わる自家製の蜜と頂きます。寒天というと、あんみつに入っているような固めのものが多いですが、琥珀流しの寒天は固まる寸前を見極めて作られており、口に含むとほろっと崩れるほどの柔らかさなんです。
白みそが気になりますよね。 手織り寿司のAWOMBアウームでも白味噌プリンを頂きました。白味噌プリンはしっかり白味噌を感じることができて、初めての味でしたが楽しめました。
大極殿本舗の白みそ琥珀流しは、なんて言えばいいのでしょう。とても濃厚な、密度の濃い、そう不二家のミルキーのような感覚がしました★ ほんわかする味わいでした★
お会計の際に何が入っているのか訊ねたら、白みそと白みつ(=砂糖と水を加熱しながら作るいわゆるシロップ?!)を使っていて、あと赤いワンポイントは金時ニンジンだ、と教えてくれました。
★ちゅー!ポイント★
大極殿本舗 六角店 甘味処 栖園。
夏に訪れた時は涼しげで清涼感を感じ、今回訪れた冬はなんだかポカポカ温まるようなほんわかした感じがしました。季節と共に、季節の中で生き、季節に逆らわず受け入れて、季節をカラダに取り込む、そんな感じの甘味でした。まだ10ヶ月分味わっていないものがあります。機会があればまたご馳走になりたい!そんなお店でした。ゴチソウサマでした★
ー 適 材 適 食 ーてきざいてきしょく
小園 亜由美 (こぞのあゆみ)管理栄養士・野菜ソムリエ上級プロ・健康運動指導士・日本化粧品検定1級
*1:文中の表現は全ての人が対象ではない場合があります。現在治療中の方は必ず担当医や管理栄養士の指示に従ってください。食事療法は医療行為です。ひとりひとりの身体の状態に合わせた適切でオーダーメイドなカウンセリングが必要です。充分に注意してください。