医療機関で出してもらった薬、病気の治療に必要なもの。当然効果は期待できます。サプリメントもカラダに良さそうな成分が詰まっているようでこれも効果が期待できます。野菜や果物などの食材もビタミンやミネラルなど栄養豊富でこれまた効果が期待できます。
それぞれ単体であれば効果を発揮しても、一緒にしてしまうと場合により危険な状態を引き起こす「飲み合わせ」があるんです。
薬の話なので、以下のサイトに掲載されていた薬学博士監修の情報を一部転載(一部改編)します。何故いけないのかなどの理由を知りたい場合など、詳しくは以下のサイトを確認してください。
抗血栓薬(ワーファリン など)
▼一緒に摂ってはいけないサプリ・食品ーーーーー
ビタミンA
鶏レバー、ウナギ、ニンジン、バター、マーガリン、チーズ、卵、緑黄色野菜など
ビタミンE
アーモンドなどのナッツ類、ラッカセイ、エダマメ、トウガラシ、ホウレンソウなど
ニンニク
ビタミンK
クロレラ、ホウレンソウ、ブロッコリー、キャベツ、パセリ、シソなど
コエンザイムQ10
イワシ・サバなどの青魚、牛肉など
抗炎症薬 (アスピリン、イブプロフェン など)
▼一緒に摂ってはいけないサプリ・食品ーーーーー
イチョウ葉エキス
サプリメント
抗炎症薬(コルチコステロイド)
▼一緒に摂ってはいけないサプリ・食品ーーーーー
カンゾウ
サプリメント、漢方薬など
糖尿病治療薬(グリメピリド、グリベンクラミド、グリクラジド、インスリン製剤など)
▼一緒に摂ってはいけないサプリ・食品ーーーーー
DHAドコサヘキサエン酸
クロマグロ、ブリ、サバ、サンマ、ハマチなど
トクホ「血糖値低下や安定化を謳うもの」
サイリウム
オオバコなど
ほかにも「カルシウム拮抗薬」と呼ばれる高血圧用の薬はグレープフルーツと同時に摂取すると、効果が強まってしまう、などがあります。
薬局で薬を受け取る時に必ず薬剤師から説明がありますし、服用の説明が書かれた紙にも注意事項が必ず書かれていますので、しっかり目を通しておきましょう。
また、薬を使っていて不調を感じた時は医療機関に相談しましょう。
既に飲み慣れている薬でも、もう1度確認しましょう。
★ちゅー!ポイント★
ここで紹介した食材をすべて絶対に食べてはいけない!というわけではありませんが、注意して欲しい、知って欲しいと考え記事にしました。もしも悩むようであれば、自己判断せずに、必ず医師や管理栄養士、薬剤師に相談しましょう。
カラダのためを思ってやったことが逆にカラダを壊してしまう、そんなことがないように。
ー 適 材 適 食 ーてきざいてきしょく
小園 亜由美 (こぞのあゆみ)管理栄養士・野菜ソムリエ上級プロ・健康運動指導士・日本化粧品検定1級
*1:文中の表現は全ての人が対象ではない場合があります。現在治療中の方は必ず担当医や管理栄養士の指示に従ってください。食事療法は医療行為です。ひとりひとりの身体の状態に合わせた適切でオーダーメイドなカウンセリングが必要です。充分に注意してください。