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適材適食 -てきざいてきしょく-

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795食目「バリアフルレストランが東京大学内にあるらしい」車イスの車イスによる車イスのためのレストラン『バリアフル』の話。

「バリアフルレストランが東京大学内にあるらしい」車イスの車イスによる車イスのためのレストラン『バリアフル』の話。【適材適食】小園亜由美(管理栄養士・野菜ソムリエ上級プロ)

 

バリアフリーって言葉、知ってますよね?

バリアフリー(英語: Barrier free)

対象者である障がい者を含む高齢者等が、社会生活に参加する上で生活の支障となる物理的な障害や、精神的な障壁を取り除くための施策、若しくは具体的に障害を取り除いた事物および状態を指す用語である。
「設備やシステムが、広く障害者や高齢者などに対応可能であること」を指して、英語では「アクセシビリティ」(accessibility)と呼ぶ。それに対して、「バリアフリー(barrier free)」は、建物の段差を取り除くことなどのみを示す。

バリアフリー - Wikipedia

 

では、バリアフルって何でしょう。

バリアフルとは、バリアがフル=障害がたくさんあるという意味の和製英語だそうです。

で、今回の話題は、そんなバリアフルなレストランを東京大学構内に作ったという話です???しかも、車イスの人がオーナーなんだそうです???

 

「ヘルメット、お貸ししましょうか」

イベントを企画したのは公益財団法人日本ケアフィット共育機構(本部・東京都千代田区)が運営する「誰もが誰かのために共に生きる委員会」。すべての設備と接客態度を車いすユーザー目線でつくった設定の、バリアフリーならぬ「バリアフルレストラン」を試験的に「開店」した。

体験会で実際に訪れると、まずエントランスの扉が、記者(身長188センチ)の胸の高さほど。車いすに乗った店長が「いらっしゃいませ」と出迎えてくれるが、扉が低いため顔もほとんど見えない。屈んで入店すると、天井の低さに驚く。直立しているとまともに歩けず、うっかりすると梁に頭が当たる。やってきた店員にかけられた言葉は「ヘルメット、お貸ししましょうか」。膝くらいまでしかないテーブルには、イスもない。低いテーブルで立ったまま食事しなければならず、腰が痛くなりそうだ。

机上には、1人2つのおしぼりが用意されていることに気付く。1つは車いすを漕いで汚れた手を拭く用、もう1つは食事用だ。さらに、車いすのタイヤを触った手をアルコール消毒するためのスプレーも置いている。車いすユーザーにとってはごく普通の光景というわけだ。

「仕掛け」は他にもある。床には車いすで移動しやすいよう、タイヤがかみやすいカーペットではなく、ツルツルとした素材を使用。トイレの男女のマークも、車いすに乗った人がデザインされている。壁には「二足歩行者のおもてなし」について書かれたポスターを掲示している。車いすに乗る店員は二足歩行者への対応に慣れておらず、「介助者の方はいらっしゃいますか?」と尋ねてくる。現実の健常者と障害者の立場が逆転した仮想世界として、「バリアフルレストラン」は作られている。

 

 

dare-tomo.team

 

 

現実の健常者と障害者の立場が逆転した仮想世界として、「バリアフルレストラン」は作られている。

 

そのおかしさは動画を観るととても判ります↓

冒頭、このレストランを訪れた健常者たちが、車イスのオーナーにこう言われます、「通常は介助者の方がいないとレストランに入って頂くことができないんですけれども」と。

 

さらに他にもレポートがあります。

 

 

 

★ちゅー!ポイント★

バリアのありなしは、障害物があるのかないのかよりも、きっとひとりひとりのキモチ次第ではないでしょうか。

 

  

ー 適 材 適 食 てきざいてきしょく

小園 亜由美 (こぞのあゆみ)管理栄養士・野菜ソムリエ上級プロ・健康運動指導士・日本化粧品検定1級

【適材適食】小園亜由美(管理栄養士・野菜ソムリエ上級プロ・健康運動指導士・日本化粧品検定1級)

▲YouTubeでは野菜や果物など食べものに関する情報を動画配信しています★

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*1:文中の表現は全ての人が対象ではない場合があります。現在治療中の方は必ず担当医や管理栄養士の指示に従ってください。食事療法は医療行為です。ひとりひとりの身体の状態に合わせた適切でオーダーメイドなカウンセリングが必要です。充分に注意してください。