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適材適食 -てきざいてきしょく-

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836食目「お腹の中の赤ちゃんのために食物繊維を摂ろう」妊娠中に食物繊維を多く摂ると子どもが肥満や糖尿病になりにくくなる@糖尿病ネットワークより

「お腹の中の赤ちゃんのために食物繊維を摂ろう」妊娠中に食物繊維を多く摂ると子どもが肥満や糖尿病になりにくくなる@糖尿病ネットワークより【適材適食】小園亜由美(管理栄養士・野菜ソムリエ上級プロ)

 

新しい命。妊娠したら誰もがお腹の中のわが子が健康であって欲しいと願うはずです。まだ生まれてくる前の赤ちゃんの将来のために、お母さんができることがひとつ判ったそうです。

 

母が妊娠中に食物繊維をとると、

子は成長後に肥満や糖尿病になりにくい


 妊娠中に母親が食物繊維を十分に摂取すると、子の代謝機能の発達が促され、子が出生後に肥満になりにくくなることが明らかになった。
 食物繊維を摂ることで、腸内細菌が活発になり、短鎖脂肪酸が作られ、その結果、血糖を下げるGLP-1を分泌する細胞が増え、膵臓のβ細胞の分化も促されるという。

dm-net.co.jp

 

野菜など食物繊維を含む食材が不足すると肥満や糖尿病の原因となりかねません。食物繊維を摂ると腸内細菌が増えることが判っています。腸内細菌は食物繊維を分解し、短鎖脂肪酸を産み出します。この短鎖脂肪酸が肥満を予防することが判ってきました。

さらにこれは私たち大人だけでなく、胎児にも有効だということが研究で判ってきました。母親の食生活がお腹の中の子どもにも大きく影響することは想像しやすいですが、母親と胎児の結びつきがはっきりと研究で判ってきたそうです。

 

 

★ちゅー!ポイント★

今、口にしたものがお腹の中の子の将来に影響するとしたら。食物繊維、多く摂りたいですね。ただ余りにも意識しすぎて、食物繊維だけでは逆に病気を引き起こしかねません。食事は栄養とエネルギーのバランスが大事です。主治医に相談することをお勧めします。

 

  

ー 適 材 適 食 てきざいてきしょく

小園 亜由美 (こぞのあゆみ)管理栄養士・野菜ソムリエ上級プロ・健康運動指導士・日本化粧品検定1級

【適材適食】小園亜由美(管理栄養士・野菜ソムリエ上級プロ・健康運動指導士・日本化粧品検定1級)

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*1:文中の表現は全ての人が対象ではない場合があります。現在治療中の方は必ず担当医や管理栄養士の指示に従ってください。食事療法は医療行為です。ひとりひとりの身体の状態に合わせた適切でオーダーメイドなカウンセリングが必要です。充分に注意してください。