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適材適食 -てきざいてきしょく-

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903食目「東京の新型コロナウイルスの抗体保有率」新宿と立川でナビタスクリニックが調査@東京新聞

「東京の新型コロナウイルスの抗体保有率」新宿と立川でナビタスクリニックが調査@東京新聞【適材適食】小園亜由美(管理栄養士・野菜ソムリエ上級プロ)

 

新型コロナウイルスの感染状況、実態を調べるために、東京のナビタスクリニックが都内の希望者200人に検査を行い、その結果が報告されています。

www.navitasclinic.jp

検査は久住医師が理事長を務める新宿区と立川市のクリニックで二十一~二十八日に実施。ホームページで希望者を募り、二十~八十歳の男性百二十三人、女性七十九人を検査した。このうち一カ月以内に発熱のあった人は五十二人、同居者でコロナウイルス感染者がいる人は二人、PCR検査を受診したことがある人は九人。PCR検査で陽性反応だった一人も含む。
 検査結果では、一般市民の百四十七人の4・8%にあたる七人が陽性、医療従事者五十五人のうち9・1%の五人が陽性だった。市民・医療従事者を合計した二百二人全体では5・9%の十二人(男女とも六人)が陽性だった。以前のPCR検査で陰性とされたが、抗体検査で陽性だった人もいた。

www.tokyo-np.co.jp

 

情報を整理してみます。

  1. 調査期間 2020年4月21日〜4月28日
  2. 募集形態 自院ウェブで希望者を募集
  3. 対象者  男性123人 女性79人(20〜80歳)
  4. 場所   自院(新宿区・立川市)

備考

1ヶ月以内に発熱・・・・・・52人

同居者に感染者がいる・・・・2人

PCR検査受診者・・・・・・9人(うち陽性1人)

という条件で行い、

 

陽性

  • 一般市民 (147人中)・・・・・ 7人(4.8%)
  • 医療従事者( 55人中)・・・・・ 5人(9.1%)
  • 上記合計 (202人中)・・・・・12人(5.9%)男6人女6人

という結果だったそうです。

 

★ちゅー!ポイント★

希望者ということで、PCR検査が受けにくい状況も相まって、新型コロナウイルスの感染を自覚している、疑っているなにかがある人が含まれていることを考慮しても、5%はかなり大きな数字だと感じました。そしてそれ以上に医療従事者は9%、実に一般の人の2倍の感染率です。

当たり前のことですが医療従事者が感染者になってしまったら、新型コロナウイルスに感染した人を治療することはできません。もちろん感染防止策は一般の人よりも念入りに行っているはずです、にもかかわらず感染者が多いという点。新型コロナウイルスの怖さを示しています。

 

ー 適 材 適 食 てきざいてきしょく

小園 亜由美 (こぞのあゆみ)管理栄養士・野菜ソムリエ上級プロ・健康運動指導士・日本化粧品検定1級

【適材適食】小園亜由美(管理栄養士・野菜ソムリエ上級プロ・健康運動指導士・日本化粧品検定1級)

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*1:文中の表現は全ての人が対象ではない場合があります。現在治療中の方は必ず担当医や管理栄養士の指示に従ってください。食事療法は医療行為です。ひとりひとりの身体の状態に合わせた適切でオーダーメイドなカウンセリングが必要です。充分に注意してください。