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適材適食 -てきざいてきしょく-

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906食目「『アビガン投与』福岡県内47の医療機関で受けられるように」福岡県方式2020年5月11日より開始

「『アビガン投与』福岡県内47の医療機関で受けられるように」福岡県方式2020年5月11日より開始【適材適食】小園亜由美(管理栄養士・野菜ソムリエ上級プロ)

 

新型コロナウイルス感染症の治療薬として注目を集めているアビガン。先日、福岡県医師会がアビガン投与を主治医の判断で行えるように要請した、とお話しました。

kozonoayumi.hatenablog.com

その要望が通り、2020年5月11日から福岡県内の47の医療機関でアビガンが投与できるようになりました。

 新型コロナウイルスの治療薬として期待される「アビガン」。「福岡県方式」での投与が始まります。

福岡県内47の医療機関で11日から、新型コロナウイルスの陽性患者で重症化の恐れがあると主治医が判断した場合、患者の同意を得てアビガンを投与できるようになりました。

これまでアビガンの使用には、各病院の倫理審査委員会で患者ごとの承認が必要でした。

福岡県医師会では、早期投与で重症化を防ぐとともに、予防効果を明らかにしていきたいとしています。

▼動画あり

kbc.co.jp

www.nikkei.com

www.asahi.com

mainichi.jp

 

他にも、検査についても

  新型コロナウイルス感染の有無を調べるPCR検査について、厚生労働省は11日までに、検査を実施できる医療機関を拡大する方針をまとめ、都道府県などに通知した。感染症指定医療機関などに設置された専門外来「帰国者・接触者外来」にほぼ限定してきたが、感染拡大防止策が取られていれば診療所や小規模病院でも可能にした。
 PCR検査をめぐり、厚労省は、地域の医師会が運営する専門外来の設置と検体採取を認めている。しかし、設置件数が大きくは伸びず、検査態勢のさらなる拡充が必要との指摘があった。

www.jiji.com

という動きがあったり、検査自体も

  唾液を検体に使って新型コロナウイルスの感染を調べるPCR検査法を厚生労働省が早ければ5月中に認める方針であることが11日、分かった。現在主流となっている鼻の奥の粘液を綿棒で取る方法よりも安全で簡単に検体を採取でき、検査数を増やせる可能性がある。国立感染症研究所が作っている検体採取のマニュアルを近く変更する。
 鼻の奥の粘液を取る方法は、せきやくしゃみが出やすいため、検体を採取する人が感染するリスクが高い。このため感染防止策を徹底して検体採取を行わなければならず、検査体制拡充の足かせとなっている。日本医師会(日医)も唾液によるPCR検査の実用化を求めていた。

this.kiji.is

と、これまでの鼻からではなく、唾液で検査ができるようになったり、と、どんどん便利に、どんどん一般化されてきています。

 

でも、注意して欲しいのは、いつでも、だれでも、どこででも、PCR検査が受けられ、アビガンが使えるという訳ではない、という点です。

PCR検査は現在準備中。

アビガンは県内47箇所。

そして投与はあくまでも主治医の判断です。

ただ画期的なのは、普段の健康状態を1番よく知っている医師に治療を担当してもらえる可能性ができた点だと私は考えています。

 

 

★ちゅー!ポイント★ 

この先、どんどん新型コロナウイルス感染症の治療がインフルエンザのようになっていくのだと思います。治療の一般化が重要、です。

それよりも重要なのは、健康でいること。健康を創り維持することは、感染症にならないために最も重要なことです。

  

ー 適 材 適 食 てきざいてきしょく

小園 亜由美 (こぞのあゆみ)管理栄養士・野菜ソムリエ上級プロ・健康運動指導士・日本化粧品検定1級

【適材適食】小園亜由美(管理栄養士・野菜ソムリエ上級プロ・健康運動指導士・日本化粧品検定1級)

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*1:文中の表現は全ての人が対象ではない場合があります。現在治療中の方は必ず担当医や管理栄養士の指示に従ってください。食事療法は医療行為です。ひとりひとりの身体の状態に合わせた適切でオーダーメイドなカウンセリングが必要です。充分に注意してください。