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適材適食 -てきざいてきしょく-

あなたに合った食べものを、あなたに合った食べ方で。

945食目「たった2週間動かないだけで、約7年分の筋肉が失われる」日本老年医学会

お題「#おうち時間

「たった2週間動かないだけで、約7年分の筋肉が失われる」日本老年医学会【適材適食】小園亜由美(管理栄養士・野菜ソムリエ上級プロ)

 

新型コロナウイルス感染症感染拡大防止のため、外出自粛が求められています。そんな中、2020年3月に日本老年学会

市民の皆様へ


絵をクリックすると大きくなります 新型コロナウイルス感染症は、高齢者や基礎疾患がある方は重症化しやすいことが明らかになっています。
自分自身を守るために手洗いを中心とする感染予防が必要です。
また、人が多く集まる場所を避けることなどが言われており、家に閉じこもりがちになりますが、高齢者にとっては合わせて「動かないこと(生活不活発)」による健康への影響が危惧されます。

「生活不活発」により、フレイル(虚弱)が進み、心身や脳の機能が低下していきます。
動かない時間を減らし、自宅でもできるちょっとした運動でフレイルを予防しましょう。

日本老年医学会では、先の見えない自粛生活でのフレイル予防について一般向けにポイントをまとめました。ご覧いただき、フレイルを予防し、抵抗力を下げないようにしましょう。

「新型コロナウイルス感染症」 高齢者として気をつけたいポイント

として、以下のパンフレットを配布しています↓

*PDFファイルのダウンロードはこちらから。

動かないことが続くと、カラダだけでなくアタマの働きまで低下していくことになるそうです。特に2週間寝たきりのような生活を過ごすと、7年間の筋肉を失うことに匹敵するとしています。

筋肉が衰えるとどういう事が起きるのか、以前まとめましたのでこちらもどうぞ↓

kozonoayumi.hatenablog.com

 

そんなことにならないように日本老年医学会では具体的なこんなアドバイスをしています↓

  • ちょっとした簡単で楽なものでもよいのでカラダを動かすこと。
  • しっかり食事を摂ること。
  • お口を清潔にして、おしゃべりも大事。

としています。

 

それにしてもたった2週間で7年分の筋肉が失われるって凄いことですね。7年と言えば、小学1年生だった子が中学2年生に成長するのに必要な時間です。

「たった2週間動かないだけで、約7年分の筋肉が失われる」日本老年医学会【適材適食】小園亜由美(管理栄養士・野菜ソムリエ上級プロ)

「たった2週間動かないだけで、約7年分の筋肉が失われる」日本老年医学会【適材適食】小園亜由美(管理栄養士・野菜ソムリエ上級プロ)

 

★ちゅー!ポイント★

毎日のちょっとが将来を大きく変えます。小さな積み重ねが大事です。これからは誰もが新型コロナウイルス感染症が身近にある生活を送ることになります。無理せず、自分のペースで新しい習慣を作っていきましょう。

 

ー 適 材 適 食 てきざいてきしょく

小園 亜由美 (こぞのあゆみ)管理栄養士・野菜ソムリエ上級プロ・健康運動指導士・日本化粧品検定1級

【適材適食】小園亜由美(管理栄養士・野菜ソムリエ上級プロ・健康運動指導士・日本化粧品検定1級)

▲YouTubeでは野菜や果物など食べものに関する情報を動画配信しています★

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*1:文中の表現は全ての人が対象ではない場合があります。現在治療中の方は必ず担当医や管理栄養士の指示に従ってください。食事療法は医療行為です。ひとりひとりの身体の状態に合わせた適切でオーダーメイドなカウンセリングが必要です。充分に注意してください。