緊急事態宣言が解除され、徐々に活動が再開しつつあることを肌で感じます。もちろん、これまでと全く同じ、という訳にはいきません。3密はこれからも避けていかなければなりませんし、いわゆるテレワークという仕事のスタイルもどんどん取り入れられ発達していくように感じます。
しかし、全てがリモートで出来ることばかりではありません。私のような医療関係はどうしても人との接触は避けることができません。同じように移動が欠かすことのできない事もあります。そこで安全な移動が必要となります。
それこそ近くであれば、3密を避けながら運動がてらウォーキングを楽しむこともできます。もう少し遠ければ、バスや電車などの公共の交通機関を利用することになるでしょう。以前も紹介した通り、福岡の場合地下鉄に乗る時はマスク着用となっています。バスや電車は次の停留場や駅まで何時間もかかりませんので、その都度換気ができます。さらに遠い場合は飛行機や新幹線などを利用することもあるでしょう。
航空会社の大手JALとANAは早早に対策を発表しています。
空港から感染防止の対策が考えられていて、以前のように気軽に乗れるような感じではなくなっています。
では、新幹線はどうでしょう。新幹線は長距離を走ります。長い時間止まらないこともあります。またバスや在来線のように乗客が自由に窓を開けることはできません。新幹線に乗った経験があれば判ると思いますが、新幹線の車内は空気の流れをあまり感じません。高速で移動する飛行機と同じで気密性を高める必要があるのでしょう。では、どうやって換気しているのでしょうか。
そこで調べたところ、以下のような記事を見つけましたので紹介します。
最近の通勤電車では、車内の窓開けによる換気が当たり前になったが、新幹線は窓が開かない構造になっている。気密性を高めることで車内の気圧を一定に保ち、高速でトンネルに入るときなどの気圧の変動によって生じる「耳ツン」を防ぐためだ。
しかし、車内に新鮮な空気を取り入れる必要もあり、新幹線では空調・換気装置を使ってつねに外の空気との入れ替えを行っている。換気装置が取り入れた空気は、空調装置で冷やしたり温めたりすることで最適な温度にしてから車内に送り込まれる。荷物棚の下にある吹き出し口から出た空気は、車内を循環して座席の下にある排出口を通じて車外に排出される。
車内の空気は6〜8分で外の空気と入れ替わる。空気の入れ替えに伴い気密性が損われないか気になったが、「取り入れる空気の量と排出する空気の量を同一にすることで気密性が保たれる」とJR東海の担当者は話す。
なお、空調・換気はもともと新幹線車両が備えている機能であり、感染症対策として特別なことはしていないという。
取りこむ空気と排気する空気の量が同じだから空気の流れを感じない、ということなんだそうです。しかも6〜8分もあれば空気は入れ替わる、とのこと。安心しました。
もちろん換気だけでなく、消毒にも力を入れていて、
走行中の新幹線では、車内を巡回する乗務員が消毒液でトイレのドアノブやボタンなど、乗客が触れる場所を丁寧に消毒する。車内のワゴン販売を担当するパーサーも、車内にある準備室など担当範囲について消毒する。近年は警備員が乗車して車内を巡回しているが、さすがに警備員は消毒作業は行わない。それでも新幹線の車内を乗務員が2往復すれば、消毒作業を4回行うことになる。
他にも、車輌基地に戻った時、駅構内や券売機、などなど相当力を入れているのが判ります。詳しくはこちらのサイトをご覧ください↓
★ちゅー!ポイント★
自分で自動車を運転して移動するなら、基本自分だけなので感染のリスクは少ないのかも知れません。でも、新幹線や長距離バスなどの公共の交通機関を利用するとなると、不特定多数の人と接触することになります。
私も新幹線、それも大阪や京都までと結構長時間利用させてもらっています。 ここまでしっかりと感染防止対策を行ってもらえると、心が少し軽くなります。
新幹線はその名の通り幹線です。日本全国を結ぶ大切なインフラです。新幹線が新感染にならないことを祈るだけでなく、乗車する時は私自身もしっかり感染対策をしたいと思います。
ー 適 材 適 食 ーてきざいてきしょく
小園 亜由美 (こぞのあゆみ)管理栄養士・野菜ソムリエ上級プロ・健康運動指導士・日本化粧品検定1級
*1:文中の表現は全ての人が対象ではない場合があります。現在治療中の方は必ず担当医や管理栄養士の指示に従ってください。食事療法は医療行為です。ひとりひとりの身体の状態に合わせた適切でオーダーメイドなカウンセリングが必要です。充分に注意してください。