今週のお題「夏うた」
夏と言えば、スイカ★
スイカ(西瓜、水瓜、学名: Citrullus lanatus)
果実を食用にするために栽培されるウリ科のつる性一年草。また、その果実のこと。
原産は、熱帯アフリカのサバンナ地帯や砂漠地帯。西瓜の漢字は中国語の西瓜(北京語:シーグァ xīguā)に由来する。日本語のスイカは「西瓜」の唐音である。中国の西方(中央アジア)から伝来した瓜とされるためこの名称が付いた。
夏に球形または楕円形の甘味を持つ果実を付ける。果実は園芸分野では果菜(野菜)とされるが、青果市場での取り扱いや、栄養学上の分類では果実的野菜に分類される。
鋭い人は気づいたかも知れません。そ、スイカは
園芸分野・・・果菜(野菜)
青果市場・・・果実的野菜
栄養学上・・・果実的野菜
に分類されるので概ね野菜です。私はこのブログのサブタイトルに夏の果物「西瓜」と書いているので実は間違い、なのです。そんなスイカの栄養成分はというと、
スイカ
分量 100 g あたり
カロリー・・・・・・・37 kcal
脂質・・・・・・・・・0.1 g
コレステロール・・・・0 mg
ナトリウム・・・・・・1 mg
カリウム・・・・・・・120 mg ★
炭水化物・・・・・・・10 g
水溶性食物繊維・・・0.1 g
不溶性食物繊維・・・0.2 g
タンパク質・・・・・・0.6 g
ビタミンC・・・・・・10 mg
カルシウム・・・・・・4 mg
鉄・・・・・・・・・・0.2 mg
ビタミンD・・・・・・0 µg
ビタミンB6・・・・・・0.1 mg
コバラミン・・・・・・0 µg
マグネシウム・・・・・11 mg
とほぼ水分なのですが、塩分を体外に排出して血圧を下げる効果を持つカリウムが多めに含まれています。
でも、夏はたくさんの汗をかいて体温調整をしています。それは涼しいクーラーの効いた部屋の中でも同じです。汗には水分だけではなく塩分も含まれています。
スイカの場合、カリウムが多いとは言え、それ以上に水分が多いので食べ過ぎない限りは大丈夫、だと思われます。
さて、スイカと言えば想い出す、あの曲↓
すいかの名産地 高田三九三 訳詞・アメリカ民謡
ともだちができた すいかの名産地
なかよしこよし すいかの名産地
すいかの名産地 すてきなところよ
きれいなあの娘(こ)の晴れ姿 すいかの名産地五月のある日 すいかの名産地
結婚式をあげよう すいかの名産地
すいかの名産地 すてきなところよ
きれいなあの娘の晴れ姿 すいかの名産地とんもろこしの花婿(むこ) すいかの名産地
小麦の花嫁 すいかの名産地
すいかの名産地 すてきなところよ
きれいなあの娘の晴れ姿 すいかの名産地
(改めて歌詞を見ると謎の多い歌、ですね。。。)
ところでスイカの名産地ってどこか知ってますか?
ちゃんと農林水産省が公式サイトで答えてくれています。
すいかの生産量の多い県をおしえてください。
こたえ
2017(平成29)年のすいかの生産が多い都道府県は、1位が熊本県で4万4300トン
2位が千葉県で3万6100トン
3位が山形県で2万8200トン
となっています。
ということで、スイカの名産地は熊本県でした!
★ちゅー!ポイント★
不思議に想うことがあります。夏に旬を迎えるものは、夏を乗り越えるために必要な栄養素をしっかり蓄えてくれているものが多いのです。
汗をたくさんかいて水分が必要な夏に水分たっぷりのスイカ。
そうやって食べられることで種子を他へ運ばせているのでしょうか。だとしたらスゴいですよね。だとしてもそれ以上に美味しいのでスイカに感謝です。
青い空に真っ赤な色がとっても似合います★
ー 適 材 適 食 ーてきざいてきしょく
小園 亜由美 (こぞのあゆみ)管理栄養士・野菜ソムリエ上級プロ・健康運動指導士・日本化粧品検定1級
*1:文中の表現は全ての人が対象ではない場合があります。現在治療中の方は必ず担当医や管理栄養士の指示に従ってください。食事療法は医療行為です。ひとりひとりの身体の状態に合わせた適切でオーダーメイドなカウンセリングが必要です。充分に注意してください。