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適材適食 -てきざいてきしょく-

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1146食目「あなたの傍にあるDHMOジオドロゲンモノオキシド(一酸化二水素)の危険性」無色透明・無味無臭の物質で毎年数千人規模の死因となっている

「あなたの傍にあるDHMOジオドロゲンモノオキシド(一酸化二水素)の危険性」無色透明・無味無臭の物質で毎年数千人規模の死因となっている【適材適食】小園亜由美(管理栄養士・野菜ソムリエ上級プロ)

 

ジオドロゲンモノオキシドを知っていますか?

日本語に訳すと一酸化二水素と呼ばれ、DHMOと表記される物質です。

 

ーーーえ?何それ?訊いたことないよ?

聞き慣れない人も多いかも知れません。しかし、DHMOはとても危険な物質で、毎年世界で数千人規模の犠牲者を出しています。

 

DHMOの特徴について今現在判っていることは以下の通りです。

DHMOは、

  1. 水酸と呼ばれ、酸性雨の主成分である。
  2. 温室効果を引き起こす。
  3. 重篤なやけどの原因となりうる。
  4. 地形の侵食を引き起こす。
  5. 多くの材料の腐食を進行させ、さび付かせる。
  6. 電気事故の原因となり、自動車のブレーキの効果を低下させる。
  7. 末期がん患者の悪性腫瘍から検出される。
  8. その危険性に反して、DHMOは頻繁に用いられている。

これだけではありません。

  1. 工業用の溶媒、冷媒として用いられる。
  2. 原子力発電所で用いられる。
  3. 発泡スチロールの製造に用いられる。
  4. 防火剤として用いられる。
  5. 各種の残酷な動物実験に用いられる。
  6. 防虫剤の散布に用いられる。洗浄した後も産物はDHMOによる汚染状態のままである。
  7. 各種のジャンクフードや、その他の食品に添加されている。

と私たちの生活に根深く関わっている物質なのです。

 

「あなたの傍にあるDHMOジオドロゲンモノオキシド(一酸化二水素)の危険性」無色透明・無味無臭の物質で毎年数千人規模の死因となっている【適材適食】小園亜由美(管理栄養士・野菜ソムリエ上級プロ)

そしてこれが現在判明しているDHMOの姿です↑

 

実は15年以上も前からアメリカではDHMOの危険性に気づき、有識者の人たちはウェブサイトなどを通じて警鐘を鳴らしています。

日本でも岐阜大学や駒澤大学など一部の大学でDHMOについて述べています。

恐怖は阻止しなければ!

合衆国政府はこの危険な化学物質の生産、流通、あるいは使用の禁止を拒否している。「この国への経済にとって重要」であるから、というのがその理由である。海軍や他の軍事組織はDHMOを用いた実験を行っており、軍事状況下においてDHMOを制御、利用するための数千億円規模の装置を複数開発しているところである。数百もの軍事研究施設に対して、地下に設置された配給ネットワークにより何トンもの供給が行われており、さらに後の使用のために大量に貯蔵されている。
今こそ、さらなる汚染を阻止するために行動しよう。この危険な化学物質について理解を深めよう。あなたの知らないものがあなたや世界中の人々に危害を与える可能性があるのです。

 

見て見ぬ振りをする人達

これらの事実にもかかわらず、 DHMOは多くの大企業において溶媒や冷却の目的で利用され続けています。 原子力関連施設や大規模コンビナートでの消費量は大きく、又、遺伝子操作や動物実験にも使われています。工業のみならず、農業においても特に大規模農業において例えば農薬散布などにも大量に使われています。特殊な処理を行えばDHMOの除去は可能ですが、商品価値の低下とコスト高をもたらすため、ほとんど行われていません。結果として、ジャンクフードを始め、工業的に大量生産される食料品のほとんどにはDHMOが含まれたままなのです。

大企業は使用済みのDHMOを河川、海洋に投棄しています。学会も政府もDHMOの投棄による環境への顕著な悪影響を認めておらず、従ってこの行為は全く合法なのです。自然生物への影響が懸念されますが、法律的には現在何もできないのです。

政府はDHMOの製造、頒布に関する規制を「合理的理由がない」として拒んでおり、学会も産業界も政府のこの動きを支持しています。

 

もちろん栄養学でもDHMOは無関係ではありません。多量に摂取したために中毒症状を起こしたり、逆に不足したために倒れ救急搬送されることが増えてきています。日本においては2020年6月1日から8月16日までの2ヶ月半の間にDHMOが原因とされる救急搬送は3万5317人に上っています。特に2020年8月10日から16日までの1週間だけで1万2804人もの人が救急搬送されました。

 

 

身近な物質DHMOとは一体なんでしょう。

 

 

正解は、

「あなたの傍にあるDHMOジオドロゲンモノオキシド(一酸化二水素)の危険性」無色透明・無味無臭の物質で毎年数千人規模の死因となっている【適材適食】小園亜由美(管理栄養士・野菜ソムリエ上級プロ)

です。

ただの水です。これまで記してきた内容は全て「水」の話なのです。

DHMO(ディー・エイチ・エム・オー、英: dihydrogen monoxide=ジヒドロゲンモノオキシド)

化学式 H2O で表される水素と酸素の化合物であり、和訳すれば一酸化二水素(いっさんかにすいそ)、すなわち水そのものである。
これは水であることを敢えて分かりにくくして危険な化学物質であるかのように錯覚させるため、元素の構成に基づく化合物名として表現したものである。科学論文などでこの表現が使われることはまずなく、心理実験やジョークのひとつとして使われる。

DHMO - Wikipedia

最初に並べたDHMOの特徴を見返してみてください。どれも間違っていないことが判ります。

「あなたの傍にあるDHMOジオドロゲンモノオキシド(一酸化二水素)の危険性」無色透明・無味無臭の物質で毎年数千人規模の死因となっている【適材適食】小園亜由美(管理栄養士・野菜ソムリエ上級プロ)

 

★ちゅー!ポイント★

このように、たとえ水だとしても発信者の意図によってはまるで猛毒のような危険な物質であるかのような表現ができるのです。

では「逆」はどうでしょうか。それほどでもないのにまるで有益で素晴らしい物質であるかのような表現もできるのです。

水と判ってしまえばなんてことはありません。でも知らなかった時はどう感じていたでしょうか。

 

 

ー 適 材 適 食 てきざいてきしょく

小園 亜由美 (こぞのあゆみ)管理栄養士・野菜ソムリエ上級プロ・健康運動指導士・日本化粧品検定1級

【適材適食】小園亜由美(管理栄養士・野菜ソムリエ上級プロ・健康運動指導士・日本化粧品検定1級)

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*1:文中の表現は全ての人が対象ではない場合があります。現在治療中の方は必ず担当医や管理栄養士の指示に従ってください。食事療法は医療行為です。ひとりひとりの身体の状態に合わせた適切でオーダーメイドなカウンセリングが必要です。充分に注意してください。