小6の疑問「大人はどうして楽しくご飯？」に首相の一言
立憲民主党の岡本章子氏は、コロナ禍で苦しんでいる小学6年生の思いを質疑で紹介した。
『小学校の最後の学年だけど、コロナで思い出作りの行事がなくなってしまった。給食の時もコロナ感染防止のため、おしゃべりも禁止で、クラスで全員が前を向いたまま、黙って給食を食べなければいけない。卒業の年の大切な時なのに一生懸命我慢しているのに、大人はどうして楽しくご飯を食べていいのか。大人こそ守ってほしい――』
岡本氏は、菅義偉首相にこうした子供たちへのメッセージを求めた。首相は「大変申し訳ない思いでいっぱいだ。安心して過ごせるそうした日常を取り戻すことができるように頑張っていきたい」と応じた。
・・・確かに！
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うちのクリニックでも以前はお昼休みにスタッフルームにみんな集まってワイワイガヤガヤ楽しく話ながら食事をしていました。
でも、新型コロナウイルス感染症が流行し出してから、ひとりひとりが別々で距離を取りながら黙って食事をしています。ずっと、です。
確かに楽しくはないです。でも、今は感染防止が医療機関である以上最も優先しなければなりません。
★モゥー！ポイント★
食事は単なるエネルギーと栄養の補給ではありません。人生を豊かにしてくれるのが食事です。そう考えてきました。でも、今のような状況が続くのであれば、みんなで楽しく！というのは難しくなってしまうのかも知れません。食事のスタイルそのものが変わっていくのかも知れません。
ー 適 材 適 食 ーてきざいてきしょく
小園 亜由美 （こぞのあゆみ）管理栄養士・野菜ソムリエ上級プロ・健康運動指導士・日本化粧品検定1級
*1:文中の表現は全ての人が対象ではない場合があります。現在治療中の方は必ず担当医や管理栄養士の指示に従ってください。食事療法は医療行為です。ひとりひとりの身体の状態に合わせた適切でオーダーメイドなカウンセリングが必要です。充分に注意してください。
