日本人でお酒に弱いのは、
数千年の年月をかけて、
そのように「進化している」からだ、
という説が発表されました。
要するに、
どうしてアルコールに弱くなっていくのかの
理由は判らないけど、
日本人2200名の遺伝子情報を解析すると、
アルコールを分解する酵素には
強いものと弱いものの2種類があって、
弱い酵素を作り出す遺伝子の周りに
多数の変異が集まっていて、
それが子孫に受け継がれていくから
段段と日本人はアルコールに
弱くなっていっている。
ということみたいです。
しかも
過去100世代かけて弱くなってきたことも
判ったそうです。
アルコールに弱くなっていくことが
環境への対応だとしたら、
アルコールを必要としない、
アルコールを解毒しなくて済む生活様式に
なっていっているという事なのでしょうか。
確かに
アルコールを短時間に大量に飲むと、
けがのリスクが25.6倍に跳ね上がる
という発表もあります。
飲めない身体は
命の危険に合わないように
理性でコントロールしなさい
ということなのでしょうか。
アルコールは
コミュニケーションとして、
ストレス発散のツールとしての
アイテムです。
『大人になるという事は、自分の酒量を知ること』
どっかで訊いたことがあります。
アルコールとは
上手に付き合いたいですね。
★わん!ポイント★
私は全く飲めません。
ほんの少し口にするだけで
眠くなってしまったり、
気分が悪くなってしまいます。
だから、
飲めたらいいなーっていつも思います。
うらやましいです。
でも無理はしません。
飲めない私は、
日本人として進化している!
のでしょうか。
謎です。
ー適材適食ー
小園亜由美(こぞのあゆみ)|管理栄養士・野菜ソムリエ上級プロ・健康運動指導士
*1:文中の表現は全ての人が対象ではない場合があります。現在治療中の方は必ず担当医や管理栄養士の指示に従ってください。食事療法は治療です。ひとりひとりの身体の状態に合わせた適切でオーダーメイドなカウンセリングが必要です。充分に注意してください。