以前、生の野菜と野菜ジュースの違いについて書きました。
今回は糖尿病がある人、
糖尿病が気になって気をつけている人に
ぜひ読んで頂きたい記事があります。
それがこちら↓
なんとなーく果物の甘味ってケーキやスイーツとは違って
身体によさそうな感じ、しますよね?
でも、
果物の「天然の甘み」と聞くとヘルシーなイメージがあるが、天然かどうかは関係なく、やはり「糖質」は血糖値を上昇させるので、摂り過ぎは糖尿病の人に良くない。
どんなものでも、糖質は血糖値を上昇させるのです。
フルーツもケーキもどちらも血糖値を上昇させます。
フルーツジュースも野菜ジュースも、液体なので、固形物をしっかり噛んで食べる場合よりも、より吸収が速く、血糖値を急激に上げてしまう危険性がある。
血糖値は食事をすれば誰もが上がります。
問題は、急激に上がること。
そして、上がった状態が長く続くこと。
なのです。
もし果物を食べるのであれば、ジュースにせずに、そのまま固形で食べることが勧められる。果物には食物繊維も含まれ、よく噛んで胃で分解され、小腸に少しずつ流れていき、栄養素が少しずつ吸収されていく。この過程を経ていく方が体には良い。
液体は固体よりも吸収しやすいので、
すぐに血糖値を上げやすいのです。
だから噛むことは大切なのです。
よく噛む間に少しずつ胃へ送られていくので
その分吸収が緩やかになるだけでなく、
噛むことで満腹中枢を刺激したり、
変な話ですが顎が疲れたりして、
結果的に食べる量を抑えることができるのです。
当然、摂取エネルギー量も控えることができるのです。
身体に良さそうな野菜ジュースですが、
体重を増やしたくなければ、果汁100%でもジュースは避けた方が良いかもしれない。米国のバージニア メイソン医療センターの研究で、1日当たりの果汁100%ジュースの摂取量がコップ1杯分(約180mL)増えるごとに、3年間に体重が0.18kg増加することが分かった。
という報告があります。
「野菜がカラダによい理由」というタイトルの動画の中で
詳しく説明しています。
ep004 野菜がカラダによい理由【適材適食】小園亜由美(管理栄養士)
糖尿病がある人だけでなく、
私も含め、健康な人も気をつけたい情報です。
★わん!ポイント★
野菜はあなたのミカタです!
あなたを健康にしてくれる大事なミカタです!
野菜を美味しく楽しく頂いて
健康で、元気になりましょう★
ー適材適食ー
小園亜由美(こぞのあゆみ)|管理栄養士・野菜ソムリエ上級プロ・健康運動指導士
*1:文中の表現は全ての人が対象ではない場合があります。現在治療中の方は必ず担当医や管理栄養士の指示に従ってください。食事療法は治療です。ひとりひとりの身体の状態に合わせた適切でオーダーメイドなカウンセリングが必要です。充分に注意してください。