国立がん研究センターは
2009年から2011年の間に15歳〜39歳の思春期から若い成人たちが
がんの種類別で罹患率(どのがんにかかったのかの割合)を発表しました。
■男女込みの年齢層別にみたがんの割合
0〜14歳
①白血病(38%)
②脳腫瘍(16%)
③リンパ腫(9%)
15〜19歳
①白血病(24%)
③リンパ腫(13%)
20〜29歳
②甲状腺がん(12%)
③白血病(11%)
30〜39歳
①女性乳がん(22%)
②子宮頸がん(13%)
注意ーーーーー
健康な人ががんになる割合を示したものではありません。
がんを発症してしまった人が
どのがんになってしまったのかを年齢別に集計した結果です。
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この数字は男女を合計した年齢で分けた集計結果ですが
年齢毎に発症してしまうがんの種類が違うことから
それぞれの年齢で注意すべきがんがわかります。
30〜39歳では女性特有のがんが全体の35%を占めています。
私も含めてですが、とても注意が必要です。
そして驚いたのは
20〜29歳の12%が「甲状腺がん」だということです。
20代でがんの心配をする人はそう多くはないかも知れません。
だからこそ、がん健診がとても大切なのです。
当院、二田哲博クリニックには
甲状腺専門医が診療にあたっています。
甲状腺のがんは判断が難しい場合が多いのが特徴です。
甲状腺に詳しい医療機関での受診を強くおすすめします。
もし、すこしでも不安があるのであれば、健康診断のつもりで気軽にどうぞお越しください。検査の結果が何事もなければ「よかった」と安心できます。万が一、甲状腺の病気が見つかったとしても甲状腺専門医がすぐに適切な治療を開始します。
「なんでもなかったら大騒ぎしてるみたいではずかしい」なんて思う必要はまったくありません。勇気を持って当クリニックを訪ねていただいたあなたがなにもなく健康だったことをわたしたちは笑顔でお伝えするはずですから。
弊院のウェブサイトから転載。
参考)
★わん!ポイント★
注意して頂きたいことがあります、
それは必ずがんになるワケではないということ。
そして大事なことは、
定期的にがん健診を受けるということ。
早期発見が最も大事です。
自身だけでなく、
あなたの大切なまわりの人たちにも
ぜひ声をかけましょう。
ー適材適食ー
小園亜由美(こぞのあゆみ)|管理栄養士・野菜ソムリエ上級プロ・健康運動指導士
*1:文中の表現は全ての人が対象ではない場合があります。現在治療中の方は必ず担当医や管理栄養士の指示に従ってください。食事療法は治療です。ひとりひとりの身体の状態に合わせた適切でオーダーメイドなカウンセリングが必要です。充分に注意してください。