熱中症は最悪、命を奪います。
厚生労働省大臣官房統計情報部
平成27年我が国の人口動態
平成25年までの動向
(平成27年2月25日発行)
によると、
熱中症が原因で亡くなった人の
熱中症が発生した場所のほとんどが
住居、
つまり「部屋の中」だという統計があります。
年齢 人数 割合
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0〜44歳( 32人) 62.5%
45〜64歳(117人) 79.5%
65〜79歳(218人) 87.2%
80歳以上 (233人) 86.3%
どの年齢でも60%を超えて非常に高いのですが、
中でも多くの高齢者が自宅で熱中症を発症して亡くなっています。
喉が渇いていなくても、
こまめに水分補給をしましょう。
また、水分だけでは熱中症を防げません。
塩分やミネラルなども発汗により失われてしまうので、
注意が必要です。
また適度に涼しい部屋に居ても
自覚しないうちに汗をかいています。
太陽に当たらなかったとしても、
涼しい部屋にいたとしても、
夏場は特に水分、塩分やミネラルの補給を意識して過ごしましょう。
特に糖尿病のある人は注意が必要です。
★わん!ポイント★
高血圧症や腎臓に病気のある人など、
塩分の摂り方に注意が必要な人は、
必ず医師や管理栄養士に相談してください。
ー適材適食ー
小園亜由美(こぞのあゆみ)|管理栄養士・野菜ソムリエ上級プロ・健康運動指導士
*1:文中の表現は全ての人が対象ではない場合があります。現在治療中の方は必ず担当医や管理栄養士の指示に従ってください。食事療法は治療です。ひとりひとりの身体の状態に合わせた適切でオーダーメイドなカウンセリングが必要です。充分に注意してください。