2018年9月17日の朝刊の一面に
日本糖尿病協会の広告が掲載されていました。
自覚症状もないし、普通に生活できているから大丈夫
と思っていても、
あなたの血管は糖尿病によって今も傷み続けています。
糖尿病は
動脈硬化の進行を早め、
脳梗塞、
心筋梗塞、
腎障害、
網膜症
のリスクを高めます。
実は、
糖尿病患者の脳・心臓などの循環器疾患による死亡率は、
糖尿病でない人の1.8倍(男性)、2.5倍(女性)高いです。
だから、
食事・運動等を基本とした血糖値コントロールに加えて、
合併症リスクにも備えた治療への取り組みが大切です。
特に生命に危険っが及ぶような
脳・心・腎の合併症リスクの減少につながることが
期待されている治療についての研究結果も
最近報告されています。
糖尿病の合併症対策について、
医師に相談してみませんか。
という内容です。
なお、
新聞に掲載されているQRコードの飛び先はこちらです↓
糖尿病について知ることができます。
ぜひクリックして観に行ってください。
★わん!ポイント★
咳が出たり、熱があったり、発疹が出たり、お腹を壊したり。
そんな自覚症状が「ない」のが糖尿病の最大の特徴です。
症状として現れる時には合併症が進行しています。
治療していても実感がない、だからこそ、
血液検査などで詳しく調べる必要があるのです。
糖尿病の合併症を起こさない前に、
糖尿病があっても、
元気で過ごせるようにすることが
糖尿病治療なのです。
『あれ!?』と思った人は
ぜひ、糖尿病に詳しい糖尿病専門医を受診してください。
ー適材適食ー
小園亜由美(こぞのあゆみ)|管理栄養士・野菜ソムリエ上級プロ・健康運動指導士
*1:文中の表現は全ての人が対象ではない場合があります。現在治療中の方は必ず担当医や管理栄養士の指示に従ってください。食事療法は治療です。ひとりひとりの身体の状態に合わせた適切でオーダーメイドなカウンセリングが必要です。充分に注意してください。