『デザイナーさんが食べている食事?』
いえいえ、
『デザイナーフード』とはかつてのアメリカの国策だった計画です。
デザイナーフーズ計画(designer foods projyect)とは
1990年代、アメリカ国家がん研究所によって
20,000,000ドル、現在1ドル=112円ぐらいなので、
約22億円の予算をかけて「がんを予防しよう」とした計画です。
がん予防に有効性があると考えられる野菜類を
40種類ほどピックアップして
それを国民が積極的に食べることで
がんを予防しようとした国家プロジェクトなのです。
その時に「デザイナーフード」としてピックアップされた野菜はこちら↓
効果の大きさから4群に別れていて
第1群ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
第2群ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
第3群ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
- タマネギ
- お茶
- ウコン(ターメリック)
- 玄米
- 全粒小麦
- 亜麻
- 柑橘類果実(オレンジ、レモン、グレープフルーツ )
- ナス科の植物(トマト、ナス、ピーマン )
- アブラナ科の植物(ブロッコリー、カリフラワー、芽キャベツ)
第4群ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
とされています。
「ハーブ」と呼んでいるものもありますが、
キャベツ、ニンジンやトマトなど
普段の食事の常連の野菜もリストに入っていますね。
トップが「にんにく」なのは
私は納得ですがみなさんはどうですか?
なぜ「デザイナー」なのか。
きっと、食材を通して
自分の身体や将来の健康をデザインする、
という意味ではないでしょうか。
野菜だけ、果物だけではなく、
色色な種類の栄養を適量に摂ること。
それが大事だと私は考えます。
ちなみに
現在では計画はなくなっているそうです。
★わん!ポイント★
訊かれても困らない程度にとても簡単に説明してみました。
イメージ伝わったでしょうか。
より詳しく正確に知りたい方は、ちゃんと調べてみてください。
ー適材適食ー
小園亜由美(こぞのあゆみ)|管理栄養士・野菜ソムリエ上級プロ・健康運動指導士
*1:文中の表現は全ての人が対象ではない場合があります。現在治療中の方は必ず担当医や管理栄養士の指示に従ってください。食事療法は治療です。ひとりひとりの身体の状態に合わせた適切でオーダーメイドなカウンセリングが必要です。充分に注意してください。