今、大丸福岡天神店では
『FBS ズームイン!!サタデー 全国うまいもの博』
が開催中(2019年1月18日(金)~1月28日(月))です。
「うまいもの」、それも「全国」となれば見に行くことは不可避です★
色色なお店をるんるん♪とまわっていると、
ながーーーい行列を発見!
とりあえず並んでみたのですが、
どう考えてもショーケースの中の商品と
並んでいる人の数が合わない。。。
もしかすると買えないかも!?というドキドキの中、
ギリギリラッキーでゲットできたのがこちらです↓
アイマスクをしたかわいい猫のロゴマークの
「ママヒーロー」という名のティラミスです。
この猫は「アントニオヒーロー」という名前らしいです★
瓶入りなんて、とってもおしゃれでかわいいです★
瓶の蓋を取ると、
こんな感じ。
味ですが、それが食べ進めて行くうちにガラっと変わるんです。
最初はふんわり甘さ控えめで優しい感じだったのですが、
スプーンを奥に進めると、突然「オトナ」の味に変わるんです!
リニュールが染みたスポンジが
それまで優しい甘さだった口の中を少しほろ苦い感覚に
すーっと変えてくれるのです!
そ、カフェオレの牛乳とブラックコーヒーのような感じです!
これはとても美味しい★★★
予想を遥かに越える美味しさに、
商品やお店のことを知りたくなって
Google先生にお尋ねしてみました。
すると、
【ある事件】
になっていることがわかりました。
### ここからはとても複雑でややこしい話になります ###
このティラミスを販売しているのは
①ティラミススター(The Tiramisu Star)
でこのティラミスの商品名は
②ママヒーロー(Momma Hero)
と言います。
①の公式サイト↓
①ティラミススターは元々シンガポールに本店があります。
本店の名前は
③ティラミスヒーロー(The Tiramisu Hero Cafe)
と言い、商品名は
②ママヒーロー(Momma Hero)
です。
③の公式サイト↓
ところが、です。
③ティラミスヒーローとググると、
と、このサイトが出てきます。
金色の蓋の瓶のパッケージはそのままですが、
猫のキャラクターが違います。
しかも店名は
④ティラミスヒーローズ
です。
「ズ」が付いています。
運営会社は「株式会社HERO'S」のようです。
③ティラミスヒーロー
④ティラミスヒーローズ
似ていますが「全く別のお店」なのです。
このことについて
①ティラミススターの公式サイト内に
以下のような衝撃的な内容のコメントが書かれています。
【アントニオヒーローからの重要なおしらせ】
2012年にシンガポールでつくった
私達のオリジナルの「ブランドロゴ」がコピーされ、
只今日本で使用できなくなってしまいました。
私達が大好きな日本でこのような事が起きた事を、
大変残念に思っています。
でも、アントニオは負けません!
日本のみんなを元気にする為、
そして私達のオリジナル商品
“シンガポール生まれの瓶入りティラミス”を
引き続きお届けする為に、アントニオは立ち上がり、
自らヒーローになり【アントニオヒーロー】として
今までと同様、オリジナルの味をお届けいたします。
さらにアントニオヒーローは新しい称号を手に入れました。
その名は【ティラミススター】
現在、日本で私達のオリジナル商品は
【アントニオヒーロー】と【ティラミススター】だけです。
もちろんシンガポールのティラミスヒーロー並びカフェは
何も変わっていないので是非遊びにきてください。
いわゆる「パクリ疑惑」です。
ネットではたくさん情報があがっていました。
経緯も含めてそのひとつを紹介します。
ティラミス“商標横取り”騒動、HERO'Sは「企業戦略」との回答…常習との指摘も
2019年1月20日、東京・表参道に「HERO'S(ヒーローズ)」というティラミスのテイクアウト専門店がオープンした。
瓶入りのティラミスには味が8種類あり、瓶にはヒーローのコスチュームに身を包んだ猫のキャラクターがあしらわれている。4個セットが3000円(税別)と、やや高価に感じられるが、SNS映えするパッケージもあいまって特に女性から好評を集めるだろうとみられていた。
だが、このHERO'Sは、既存のティラミス専門店の“パクリ”ではないかと指摘され、インターネットを中心に瞬く間に炎上状態となった。さかのぼると、まずは2012年8月に、このHERO'Sとは無関係なティラミス専門店「The Tiramisu Hero」がシンガポールで創業し、翌年8月には「ティラミスヒーロー」として日本でも販売を開始。実店舗は構えていないものの、商品は通販や百貨店などで購入できた。
HERO'Sとティラミスヒーローは、その名称のみならず商品コンセプトや猫のキャラクターまでもが酷似している。さらに、HERO'Sは公式サイトで「ティラミスヒーローズがテイクアウト店舗としてのFC募集開始!」(原文ママ、以下同)と謳い、さらなる展開に意欲を見せた。
一方でティラミスヒーローの日本支店は昨年末、公式サイトで「ティラミスヒーローの名称にてフランチャイズや代理店の募集が、ネット等でなされておりますが、シンガポール本店『The Tiramisu Hero』並び、当社(日本支店)とは一切関係ありません」と強調。
それだけでなく、「2012年にシンガポールでつくった私達のオリジナルの『ブランドロゴ』がコピーされ、只今日本で使用できなくなってしまいました。私達が大好きな日本でこのような事が起きた事を、大変残念に思っています」と、HERO'Sの展開によって従来の商標およびロゴを使えなくなる被害を受けたと訴えた。そしてティラミスヒーローは新たなサイトを立ち上げ、商品名を「アントニオヒーロー」及び「ティラミススター」に改める事態となった。
ティラミスヒーローが訴えている“オリジナルの「ブランドロゴ」のコピー”や、商品の改名が意味するものは何か。ここで特許情報プラットフォームを参照すると、「ティラミスヒーロー」という名前が昨年3月に、猫のキャラクターがデザインされた「THE TIRAMISU HERO」のロゴは同年8月に、それぞれ商標登録されていたことがわかる。
これらの商標を出願したのは、パンケーキ店を国内外で60店舗(昨年12月末時点)運営する株式会社gram。同社の代表取締役である高田雄史氏は、株式会社HERO'Sでも同じ役職を務めており、この商標登録によって“元祖”ティラミスヒーローの動きを封じたという見方ができそうだ。
法的な問題をクリアしているとはいえ、そんなHERO'Sの姿勢を「志の低いやり口」と断罪したツイッターユーザーのツイートは、22日20時の段階で5万5000回以上リツイートされるほどの反響を呼んでいる。
HERO'S公式サイトは21日、「多彩なキャラクターと本物のティラミスの味わいを特徴に、『ティラミスヒーロー』やキャラクターの商号・ロゴを取得して展開を進めております」「他社のティラミスに関する商品とは関係ありませんので、他社の商品と混同されませんようお気をつけ下さい」などとアピールしたが、“他社の商品と混同”されかねない真似をしているのはHERO'Sのほうだとして、事態が収まるどころか、さらに批判の声は高まった。
商標について以下のような記事もありました。
なお、ここで取り上げた内容についても
私には真実かどうなのかを確かめる術はありません。
ですから、
これらの情報をどのように捉えるかは
私のブログを読んで頂いた人に委ねます。
★ぶー!ポイント★
私の考え。
法律は理解できますし、誰もが守らなくてはなりません。
しかし、
それをこのような形で「利用」することを私は快く思いません。
④ティラミスヒーローズも
今のところ違反とは言えません。
だとしても、私なら耐えられないです。
甘いという指摘を受けるかも知れませんが、
私ならとても平気ではいられません。
シンガポールで生まれた
③ティラミスヒーローの
②ママヒーロー
本当に美味しかったです★
私にできることは、
本当に美味しいティラミスを「生みだした」
③ティラミスヒーロー=①ティラミススターの
②ママヒーローだけを購入します。
応援します。
何かを生みだすのはとても大変なことです。
アイディアをカタチにすることは
とてつもなくたくさんの試行錯誤と、
情熱と強いキモチがなければできないことだと、
私は考えています。
日本で「ティラミスヒーロー」という名前が使えない
という現状をとても残念に感じています。
ー適材適食ー
小園亜由美(こぞのあゆみ)|管理栄養士・野菜ソムリエ上級プロ・健康運動指導士
*1:文中の表現は全ての人が対象ではない場合があります。現在治療中の方は必ず担当医や管理栄養士の指示に従ってください。食事療法は医療行為です。ひとりひとりの身体の状態に合わせた適切でオーダーメイドなカウンセリングが必要です。充分に注意してください。