先日、第22回 日本病態栄養学会
に出席するために横浜に出張しました。
その際に
カップヌードルミュージアム横浜
安藤百福発明記念館
に行ってきました。
誰もが知っている「カップヌードル」。
NHKの連続テレビ小説『まんぷく』の放送中で
何かと話題なので、せっかくの横浜、行ってきました。
なんと「カップヌードルミュージアム横浜」では
世界で1つの自分だけのオリジナル
「Myカップヌードル」
を作ることができるそうです!
ちゃんと線路がある馬車道を通ってその先に
「カップヌードルミュージアム横浜」
はあります。
入口を入ると、
巨大なカップヌードルのオブジェがありました。
「マイカップヌードルファクトリー」
ここで私だけのカップヌードルを作ることができます!
わくわく。
まずは、
自動販売機で「カップ」を購入。
カップヌードルのロゴはありますが後は白いままです。
これを持ってテーブルにつきます。
テーブルに用意されたカラフルなマジックを使って
「自分でデザイン」をしていきます。
こどももオトナも男性も女性もみんな真剣です。
もちろん、私も。
そして完成したのがこちら↓
ちょうど背景になっているガラスの向こうでは、
「オリジナルチキンラーメン」
を作っています。
本当はやってみたかったのですが
大人気でずいぶん先まで予約でいっぱいなんだそうです。
みんな黄色い頭巾を被っています。
チキンラーメンのキャラクター「ひよこちゃん」です。
ちょっとうらやましい。(だいぶうらやましい。)
デザインしたら、次は麺を入れます。
自分で描いたパッケージの中に麺も自分で入れて行きます@Myカップヌードル@カップヌードルミュージアム横浜
麺を入れたら中に入れる具を決めます。
- インゲン
- カニ風味かまぼこ
- コーン
- 炭焼きチキン
- キムチ
- タマゴ
- コロ・チャー
- ひよこちゃんナルト
- エビ
- チェダーチーズ
- ネギ
の中から好きなモノを選べます。
もちろん全て実際に使われているもので、
フリーズドライ加工済みです。
中身が入ったら今度は包装をします。
中の具を入れて蓋を閉めてビニールパックしてもらいます@Myカップヌードル@カップヌードルミュージアム横浜
ということで、
私だけの「Myカップヌードル」が完成です★★★
そしてこのオブジェ↓
こんなにたくさんのカップ麺を見たことないです。
アートのようです。
そしてここには創業者安藤百福氏と妻の安藤仁子氏の記録が展示されています。
これは安藤百福氏が発明をする際に大事にしていたことをまとめた図です。
- まだ無いものを見つける
- なんでもヒントにする
- アイディアを育てる
- タテ・ヨコ・ナナメから見る
- 常識にとらわれない
- あきらめない
どれもココロに響く言葉です。
カップヌードルの麺の下に実は空洞があるって知ってましたか?
カップの底に空洞があるのは「出荷時の麺割れを防ぐ(中間保持構造)と同時に、湯をそそいだ時に対流を発生させ、時間の経過とともに徐々に麺の重心が下に移動することにより、3分後の完成時には何もしなくても全体が自然とほぐれ食べやすくなり、その時にスープの水分
度の高い上部と下部でまんべんなく行き渡るように計算されている(疎密麺塊構造)」というのがメーカー側の説明である。これら中間保持構造と疎密麺塊構造については、日清食品が関係する特許を取得し保持していたが、既にその権利に関する大部分は期限が切れている。
その発想にビックリするエピソードです。
日清と言えば広告が独特なことで有名です。
- ベーブ・ルース
- アルバート・アインシュタイン
- クリストファー・コロンブス
- ヘンリー・フォード
- トーマス・エジソン
- チャールズ・チャップリン
- ガリレオ・ガリレイ
- ルートヴィヒ・ベートーベン
- アンリ・ファーブル
- アルフレッド・ノーベル
- 野口英世
- キュリー夫人
- 松下幸之助
- 湯川秀樹
- ヘレン・ケラー
- 本田宗一郎
- ライト兄弟
という超有名人と肩を並べる安藤百福氏。
インパクト大、です!
最近では大坂なおみ選手を起用した広告がインパクト大です。
転載元:日清食品が作った大坂なおみ選手グランドスラム優勝広告 | ブレーンデジタル版
というワケで無事「Myカップヌードル」をゲットできました★★★
★ぶー!ポイント★
カップヌードルを含む
インスタントラーメンの世界の年間消費量は
なんと【1001億食】なんだそうです。
(2017年世界総需要 世界ラーメン協会(WINA)推定)
最早、世界のソウルフードと言える程です。
カップヌードルを含むカップ麺は、
その多くが油をたくさん使っています。
最近では油を控えたものも多く出ています。
ただ決定的に「野菜が足りません」。
カップ麺と一緒に野菜を食べるようにしましょう。
決して「どんぶりご飯」と一緒に食べないようにしましょう。
ー適材適食ー
小園亜由美(こぞのあゆみ)|管理栄養士・野菜ソムリエ上級プロ・健康運動指導士
*1:文中の表現は全ての人が対象ではない場合があります。現在治療中の方は必ず担当医や管理栄養士の指示に従ってください。食事療法は医療行為です。ひとりひとりの身体の状態に合わせた適切でオーダーメイドなカウンセリングが必要です。充分に注意してください。