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適材適食 -てきざいてきしょく-

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442食目「桜島大根に含まれる『トリゴネリン』が動脈硬化を予防する」鹿児島大学農学部が臨床結果を発表

「桜島大根に含まれる『トリゴネリン』が動脈硬化を予防する」鹿児島大学農学部が臨床結果を発表【適材適食】小園亜由美(管理栄養士・野菜ソムリエ上級プロ)

動脈硬化の予防などが期待される鹿児島の特産品「桜島大根」の研究についての発表会が、鹿児島市で開かれました。

これは、鹿児島の食材の魅力などを研究する「鹿児島機能性食品研究会」が開いたもので、県内の食品メーカーや医療関係者などおよそ180人が出席しました。
鹿児島大学農学部の加治屋勝子講師らが講演し、桜島大根にはビタミンの一種「トリゴネリン」が野菜の中でも多く含まれ、臨床試験の結果、「血管をしなやかにし、動脈硬化を予防する効果がある」などと紹介しました。

また、会場では、鹿児島女子短期大学の学生らが考案した桜島大根の料理も提供され、ケーキなど新たな調理法などが紹介されていました。

 

 

www.mbc.co.jp

 

ちなみに「トリゴネリン」という成分ですが

トリゴネリン (trigonelline) とは多くの植物に含まれるピリジン環を持つアルカロイドの一種で、1-メチルピリジン-1-イウム-3-カルボキシラートのこと。あるいは N-メチルニコチン酸のこと。カフェアリン (caffearine) とも呼ばれる。一分子内に両荷電基を持つベタイン型分子である。トリゴネリンは熱により分解し、ニコチン酸に変化する。神経等に対する薬理作用が研究されている。


オシロイバナの種子や根に多く含まれるほか、コーヒーなどの農作物や一部魚介類にも含まれる。ゲッキツはこの物質を含むため、他のミカン科植物を食害するシロオビアゲハの産卵を抑制して食害を免れることが判明している。

トリゴネリン はコーヒーの生豆に最も多く含まれる。しかし高温に弱く、焙煎されることによってそのほとんどが失われてしまう。トリゴネリンには、脳の老化やアルツハイマー型認知症を予防する効果があるという研究成果が出ている。

 

トリゴネリン - Wikipedia

 

とりあえず「熱に弱い」成分だということはわかりました!

 

 

 

ダイコンと言えば、

すりおろすことで増える「イソチオシアネート」が有名ですね。

今までも何度か日記に登場しました。

 


そしてダイコンは結構奥深いのです。

こんな記事を紹介します↓


ダイコンを上手に取り入れて

1日350gの野菜を摂取するように心がけましょう。

 

 

★ぶー!ポイント★

 

 

2018年10月鹿児島へ行った際に

「サクラジマダイコン」

を見ました!

 


まだ育成中ということでしたが、

それはそれは大きかったですーーー!

それもそのはず。

ギネス公認の世界一大きいダイコンなのですから。

 

桜島大根(さくらじまだいこん)は、鹿児島県の特産品でギネスブックに認定された世界一大きい大根である(世界最大種)。重さは通常で約6kg前後、大きな物になると約30kg,直径にして約40-50cmほどにもなる。かつては桜島の特産品であったことからこの名が付けられた。地元では「しまでこん」とも呼ばれている。


早生種と晩生種の2種類があるが、栽培されているものはほとんどが晩生種である。8月下旬から9月上旬に播種し、12月から2月にかけて収穫される。大きな大根に育てるためには火山灰質の土壌を用いて多くの手間をかける必要がある。

桜島大根 - Wikipedia

  

 

 

  

ー適材適食ー

小園亜由美(こぞのあゆみ)|管理栄養士・野菜ソムリエ上級プロ・健康運動指導士

▲YouTube【こぞのあゆみチャンネル】では野菜や果物など食べものに関する情報を動画配信しています★

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*1:文中の表現は全ての人が対象ではない場合があります。現在治療中の方は必ず担当医や管理栄養士の指示に従ってください。食事療法は医療行為です。ひとりひとりの身体の状態に合わせた適切でオーダーメイドなカウンセリングが必要です。充分に注意してください。