今週のお題「特大ゴールデンウィークSP」
有田陶器市に行った際に買ったのがこちら、「ごどうふ」です。
ーーーごどうふ、ってなに?ゴマ豆腐?
いえいえ、違います。
ごどうふ
にがりの代わりに葛やでんぷんを混ぜて作られる、有田の郷土料理です。
ごどうふの由来
水にひたした大豆を石うすですり潰し、圧力鍋で煮る―その状態を「呉(ご)」といいます。その呉から豆乳を取り、葛やでんぷんと混ぜ合わせて弱火でじっくり1時間かけて練り込んだものがごどうふとなります。
この「呉」を使った豆腐というキーワードから「ごどうふ」という名称になったといわれています。
あるいは、中国の呉という国から伝わった豆腐とのことから「呉豆腐」という説もありますが、あまり定かではありません。
有田町には昭和の初め頃、大豆を買い付けに長崎を訪れた有田の商売人が、中国人からくずを使った豆腐の作り方を教わったのが始まりという言い伝えがある。
ということで、
豆腐の仲間ではあるのですが
一般的な豆腐は「豆乳+にがり」で作るのですが
ごどうふの場合「豆乳+くず/デンプン」で作るらしいです。
間違って作っちゃったから「誤豆腐」説もワンチャンあります(ない)
とってもぷるんぷるんです★
すぐにカタチが崩れちゃうほどやわらかです。
切ってみると↓
甘口醤油
酢味噌
ゴマ醤油
ワサビ醤油
などで食べるそうです。
そ、立派なおかず、です。
ところが
きな粉や黒蜜をかけたりすると
あら不思議!「スイーツ」に早変わりです★
日本豆乳協会がオススメする食べ方はこちら↓
★ぶー!ポイント★
器を変えてみました。
全然雰囲気、変わりませんか?
おかずにもスイーツにもなる万能「ごどうふ」。
独特の食感は一度食べたら忘れられません★
アイディア次第で色色なものができそう!
ぜひ一度お試しください。
ー適材適食ー
小園亜由美(こぞのあゆみ)|管理栄養士・野菜ソムリエ上級プロ・健康運動指導士
*1:文中の表現は全ての人が対象ではない場合があります。現在治療中の方は必ず担当医や管理栄養士の指示に従ってください。食事療法は医療行為です。ひとりひとりの身体の状態に合わせた適切でオーダーメイドなカウンセリングが必要です。充分に注意してください。