やっぱり高カロリーが気になる、だけど冷たくて美味しいアイスが食べたい、そんなあなたにおすすめアイスを紹介します。
それは冷凍フルーツです。
ーーえー。なんかがっかり・・・。
ちょっと待ってください!冷凍フルーツってメリットいっぱいなんですよ。
①原材料「果物」以上。
冷凍フルーツはその名の通り果物を凍らせたものですから、ほかのものを含んでいません。ですから果物を食べるのと同じカロリーです。
②果物の栄養素をまるごと
もちろん栄養もそのまままるごと入っています。
③自分で作れる!しかも安心!そして簡単!さらに安い!
冷凍室に果物を入れておく、たったそれだけで簡単に作れます。しかもスーパーなどで自分の選んだ果物ですし、自分で作れば市販のものと比べると断然安くできます。
④アレンジもできちゃう
たとえば朝食に食べるヨーグルトに冷凍フルーツを入れたら、ヨーグルトが少し凍ってシャキシャキ感が楽しいフローズンヨーグルトに早変わり!
果物の多くは
- コレステロールは含まれていない
- 身体の調子を整えるビタミン類が豊富
- 血圧が高くなるのを抑えるカリウムが豊富
- 血糖値の急上昇を抑える食物繊維が豊富
- 鉄やマグネシウムやカルシウムなどミネラルが豊富
で、薫りや食感、味わいがいい上、甘い(ものが多い)食材なので、お菓子やスイーツよりも断然カラダ想いのデザートです。
しかも凍らせると甘味は薄れますが、そのまま食べるよりも量が食べられなくなります。なので、凍らせた果物=冷凍フルーツはオススメなのです。
スーパーやコンビニの冷凍食品の棚にも見かけます。 よく見かけるのは、イチゴやベリー系ミックスでしょうか。
他にも冷凍みかんも有名ですね。
でも夏の今であれば、ブドウが旬。
イチゴやベリー系、みかんと言った果物は、旬ではないので手に入りにくいですね。そこで、夏以外の季節に旬を迎える果物を少し冷凍庫で凍らせれば、旬の美味しさを閉じ込めたまま夏にアイスとして食べることができるんです★
どんな果物でも凍らせたらアイスになるのですが、果物の種類によっては少し工夫をした方が食べやすくなります。
ブドウの場合、種が入っている種類があります。そのまま凍らせてしまうと種を取り除き辛くなるので凍らせる前に取り除いておきましょう。ブドウは皮を残すという人もいると思いますが、皮の部分に抗酸化作用を持ったアントシアニンや発がん抑制作用を持つと言われるレスベラトールと言ったポリフェノールなどが多く含まれています。そこで凍らせてシャーベット状にすると皮の部分が気にならなくなるのでオススメです。
バナナの場合、クギが打てる程凍らせてしまうと食べづらくなります。そこで、色色と実験してみたのがこちらです↓
ベリー系の場合、そのまま食べても甘酸っぱくてとても美味しいのですが、ヨーグルトを使ったヨーグルトバーグはいかがでしょうか。
ーーじゃあフルーツジュースを凍らせるのは?
フルーツジュースを使えば、たとえばこんな感じ↓
リゾート感たっぷりのアイスキャンディを作ることもできるかも知れません。が、果汁100%に限ります。フルーツジュース=果物飲料の場合、甘味を増すために砂糖や甘味料などを添加している場合がありますので注意が必要です。
いかがですか?ちょっとやってみたくないですか?
冷凍フルーツについてレシピやアイディアなどが載っているウェブサイトはたくさんありますので興味があったら検索してみては?
★ぶー!ポイント★
旬の果物は一番栄養価が高く、美味しい時期。やっぱりそのまま食べるのが一番ですが、ほんの少しだけ冷凍庫に保存しておけば、暑い時期の楽しみにもなります。 私イチオシの夏のアイスです★
ー適材適食ー
小園亜由美(こぞのあゆみ)|管理栄養士・野菜ソムリエ上級プロ・健康運動指導士
*1:文中の表現は全ての人が対象ではない場合があります。現在治療中の方は必ず担当医や管理栄養士の指示に従ってください。食事療法は医療行為です。ひとりひとりの身体の状態に合わせた適切でオーダーメイドなカウンセリングが必要です。充分に注意してください。