食べもののカロリーは気にしても、飲みものはつい忘れがち。食事とは飲食。飲んで食べること。飲みもののカロリーにも気をつけたいところです。何気なくいつも飲んでいるあの飲みものには、意外とたくさん砂糖が使われていて、思っている以上に高カロリーなんてこと、結構あり得る話です。
飲みもののカロリーにも気を遣いたいところです。そんな私とあなたに朗報!
飲みもののカロリーを簡単に「見える化」してくれるiOS用Appが今話題となっています。その名もサトウさんです↓
無料で配付されていますので早速使ってみたいと思います!
まずはiPhoneの
①App Storeをタップして
②虫眼鏡マークをタップ
③「サトウさん」と入力して検索すると、
④こんな画面になります↓
(私はダウンロードしてしまっているので「開く」と表示されています)
ダウンロードを終えて「サトウさん」を起動すると、こんな画面になります↓
*以後アプリが縦画面なのでブログでは横配置します。ご了承ください。
そしたら(+)ボタンをタップすると、
iPhoneのカメラが起動します。(ちょうど缶コーヒーが映っているスペースです)ここに商品のバーコードが映るようにします。
ではこの缶コーヒーのバーコードを撮ってみたいと思います。ちゃんとバーコードを認識すると、こんな画面が表示されます↓
スゴい!!!見事表示されました!面白い!
そこで色色なもののバーコードを撮ってみました。まずはこちら↓
お!意外に多い。
次はこちら↓
ふむふむ、です。
ではちょっと意地悪!?をして次はこちら↓
なんと!ソースも飲みものだったとは!(違います)それにしてもソースって結構糖分が含まれているんですね。
じゃあ、調味料つながり、ということで次はこちら↓
なんと判らない(そりゃそーですね)との結果でした。こうしてまだ入力されていない商品のバーコードの場合は入力することができます。
ここで注意。
入力できるのは、
- ドリンクの名称
- 内容量 mL
- 100mL当たりの炭水化物 g
となっています。
内容量はその商品のラベルをそのまま入力すればOKです。たとえば1番最初の缶コーヒーは内容量が390mLなのでそのまま390と入力します。
注意が必要なのは次の「100mL当たりの炭水化物」です。2つの注意点があります。
ひとつ目は、表示が「100mL」かどうか、です。商品によっては65mL当たり/85mL当たりなど違う場合があります。その時は100mLに換算してから入力する必要がある、ということです。
ふたつ目は、炭水化物の量を入力する点です。多くの商品には栄養成分表示という表記があって、そこにエネルギー、たんぱく質、炭水化物、食塩相当量などが書かれています。そこの炭水化物として書かれている数値を入力するようになっています。エネルギーではないので注意です。
つまり
その商品に含まれている炭水化物を単純に角砂糖何個分になるのかを表記してくれているので実際に摂取するカロリーではない
ということです。
ーーえ!?どーゆーこと???
簡単に説明すると、
栄養学的にいうと五大栄養素にも含まれる炭水化物というのは、炭水化物から食物繊維を除いたもの、糖質になる、つまり炭水化物=糖質ー食物繊維となります。
でもこのサトウさんでは、商品によってはゼロカロリーと表記されていても角砂糖数個分とゼロではない表記がされてしまうはずです。
それらの多くには人工甘味料が使われているはずです。表記を見てみましょう、人工甘味料の名前が載っていませんか?
(全てではありませんが)人工甘味料の中には炭水化物に分類されるものがあります。それらは熱量=カロリーを持っています。しかし人体では甘味を感じても、体内に吸収されない(もしくはほんの少量しか吸収されない=吸収されにくい)ため、人体にとってはゼロカロリーと同じなのです。
大事なのでもう1度言います。
人工甘味料そのものにはカロリーがあります、しかし人体には吸収されないのでゼロカロリーと考える、
ということなのです。しかし、サトウさんではカロリー(熱量)ではなく、炭水化物量を角砂糖に換算しているので、実際に吸収されるエネルギー量とは違った結果がでるようなのです。
だとしても、口にするもののエネルギーや栄養素がどんなものかを興味を持つことはとてもいいことだと私は考えます!
飲む前にバーコードを撮るだけ。簡単★
ぜひ、カロリーが気になる人は使ってみてはいかがでしょうか。思わぬ発見があって面白いと思いますよ。
他にもサトウさん関連のサイト↓
★ぶー!ポイント★
ちなみにバーコードを撮って角砂糖何個分と表示が出て、右下の青色の「確定」を押すとその日の摂取角砂糖個数が画面に表示されるようです!こんな感じ↓
真っ白な角砂糖で画面が埋め尽くされてしまいました・・・。
基本的にその商品を完食したことを前提にしているようです。
ー適材適食ー
小園亜由美(こぞのあゆみ)|管理栄養士・野菜ソムリエ上級プロ・健康運動指導士
*1:文中の表現は全ての人が対象ではない場合があります。現在治療中の方は必ず担当医や管理栄養士の指示に従ってください。食事療法は医療行為です。ひとりひとりの身体の状態に合わせた適切でオーダーメイドなカウンセリングが必要です。充分に注意してください。