2019年9月1日日曜日。貴船神社にお参りした後、烏丸三条からこちら大極殿本舗 六角店 栖園だいごくでんほんぽ ろっかくみせ せいえんに来ました。
もう店構えからして素敵です★
中に入ります。
とっても落ち着いた感じ。歴史の中にモダンでセンスを感じるつくりです。中には順番待ちのお客さんがたくさんいました。椅子もあったのですが足りず立ったまま待っている人もたくさんいました。お店はドアや扉が全て開けっぱなしになっています。が、クーラーの風がそよそよしています(私の頭の上にあるのが空調)。とても綺麗に掃除と整備が行き届いています。
女将さんと呼ぶべきでしょうか。左手に見える会計の机にご高齢の女性がいました。おばあちゃん、ではありません。とても品がよく凜とした佇まいです。とても丁寧にお客さんひとりひとりに対応されていました。このお店はこの女将さんそのものなんだなって思いました。
1時間ぐらい待ったでしょうか、ようやく順番が回ってきました。
中庭を見渡せる席に案内されました。
旅館、いや、どこか遠い親戚の、違う、実際には違うんですけど、実家?に帰ってきた。そんな感じの、なんとも言えない居心地のよさと心が落ち着いていくのを感じました。
宇治ミルク金時(のかき氷)と、
琥珀流しとミニわらび餅をお願いしました。しばらくして運ばれてきたのがこちら↓
琥珀流しとミニわらび餅
琥珀流しとは左の赤いもの。寒天なのですが、4月から12月の間だけの冷菓で、月ごとに「蜜」が変わるそうです。9月はブドウ。ゼリーと青レーズンがトッピングされています。初めての食感★ とっても透明感があって、でもしっかりスイーツ★
わらび餅は本当にふわふわっ。やわやわであっというまに溶けそうなんですけど、しっかり歯ごたえもあります。きな粉もとても細かくて、甘すぎず、上品な味★こんなわらび餅、食べた事ない!と心の中で叫んでしまいました。
宇治ミルク金時
これはもうかき氷ではないです。かき氷のずっと上の氷のスイーツです!というくらい氷がとってもなめらかです。しっかり氷のカタチはあるのですが舌の上でいつのまにか消えてしまいます、上品な甘さと抹茶の香りを残して。どこへ行ってしまったのか、また口に運ぶのですが、また甘さと香りを残してどこかへ消えてしまいます。食べるのがもったいないと感じてしまう程、絶品のかき氷です★
「美味しいものは味や香りだけでなく見た目も美しい」
そんな言葉を思いつきました。「美」味しい。「美」しい。どうして京の甘味はどれも美なのでしょう。
ぜひまた味わいたい絶品スイーツでした★
★ぶー!ポイント★
つづく。
次回は野菜を探します。
*おまけ*
お土産としてレースかんを買いました。
開けた時に部屋中にレモンの香りが拡がりました。輪切りにしたレモンがまるでレースにように見えることからレースかんと名付けたそうです。透明の中に目に鮮やかなレモン色。観るだけでも涼しげ★美しい、です★
ー適材適食ー
小園亜由美(こぞのあゆみ)|管理栄養士・野菜ソムリエ上級プロ・健康運動指導士
*1:文中の表現は全ての人が対象ではない場合があります。現在治療中の方は必ず担当医や管理栄養士の指示に従ってください。食事療法は医療行為です。ひとりひとりの身体の状態に合わせた適切でオーダーメイドなカウンセリングが必要です。充分に注意してください。