((( MENU )))

適材適食 -てきざいてきしょく-

あなたに合った食べものを、あなたに合った食べ方で。

669食目「食べログ・ぐるなび 公正取引委員会が実態調査」いい機会だからよく考えてみよう

「食べログ・ぐるなび 公正取引委員会が実態調査」いい機会だからよく考えてみよう【適材適食】小園亜由美(管理栄養士・野菜ソムリエ上級プロ)

 

食べログぐるなびなど、グルメ情報サイトに対し公正取引委員会が実態調査を始めるというニュースがありました。

 

 公正取引委員会は10月9日の定例会見で、「食べログ」「ぐるなび」などを含むグルメ情報サイトの実態調査を始めたと明らかにした。運営会社が顧客の飲食店に不当な契約条件を押し付けていないか調べる。

 公取委は、9月からグルメ情報サイト運営会社へのヒアリングや飲食店への調査票送付を通じ、運営会社が「飲食店に不当な条件を押し付け」たり、「他の情報サイトへの店舗情報の掲載を制限」したりといった独占禁止法上の問題行為がないか調査している。調査対象の事業者名は明言していないが、「それなりに名の通ったところは基本的に調査対象になっている」(公取委)。

転載元:

www.itmedia.co.jp

 

Twitterなどで食べログの3.8問題が話題となっていました。


乱暴な言い方をすると、

お金を払ったところの評価は上がるけど、払っていないところは評価が上がらず止まってしまう

のではないか?ということです。

 

私自身もグルメ情報サイトをよく活用しています。出張先で美味しいモノ、食べたことないモノ、知らないお店を探す際にとても便利です。特にお店や料理のクチコミはかなり参考にしています。時にはお店のご主人に評価の話をしたりもします。本当に助かっています!

 

でも、その評価がお金で買われているのだとしたら。

 

私は美味しいモノ、素晴らしいモノに出会ったら、それを多くの人に伝えたい!って考えます。このブログにも、旅先で見つけた食べものの話がたくさん載せてあります。どこかの誰か、たとえ知らない人だったとしても、私が感じた感動を伝えたいと思っています。

 

でも、その感想を書く人が意図的だったとしたら。

 

今回は食べものに関すること、でしたが、ネットには同じことが在るかも知れません。製品レビューや商品紹介、たとえば病院について、です。

 

情報サイトはとても便利です。ユーザはタダで情報を得ることができます。でも、サイトを創り運営していくにはお金がかかります。それらをボランティアでやることはできません。広告収入のようなものは必要です。

でも、評価そのものを意図的にした場合、今回のように評価の偏りなどがあれば判るかもしれませんが、それが本当なのかウソなのか、判断するのはとても難しいことです。

 

どこの誰が何を書いているのか。冷静に判断する必要があります。食べログにしてもぐるなびにしても、私のように本当に美味しくて感動して評価し、書き込みをしている人もいるはずです。でも、それとフェイクとが区別つかないのが問題です。

 

甘い物が好きな人もいれば、苦手な人もいる。

魚が大好きな人もいれば、食べない人もいる。

色色な人がいて、様様な感じ方がある。でも唯一揺るがないのは、自分自身の体験だと思います。私がどう思うか、どう思ったかだけは信用できるはず、です。

 

 

★ぶー!ポイント★

 

とても難しいことです。感覚は本人にしか分からないことです。その感覚を表現する時、文章にするセンスで決まってしまうのであれば、なんか違う気がします。そのための★印だったはずなのに、と、私は思いました。情報、あなたはどう考え、どう取捨選択しますか?

 

 

ー適材適食ー

小園亜由美(こぞのあゆみ)|管理栄養士・野菜ソムリエ上級プロ・健康運動指導士

▲YouTube【こぞのあゆみチャンネル】では野菜や果物など食べものに関する情報を動画配信しています★

▲YouTubeでは野菜や果物など食べものに関する情報を動画配信しています★

*1 

*1:文中の表現は全ての人が対象ではない場合があります。現在治療中の方は必ず担当医や管理栄養士の指示に従ってください。食事療法は医療行為です。ひとりひとりの身体の状態に合わせた適切でオーダーメイドなカウンセリングが必要です。充分に注意してください。