私はクルマは全くワカラナイのですが、でも、このクルマが全くアタラシイのは判ります。
2019年10月24日木曜日から11月4日月曜日まで、東京・お台場で開催されている第46回 東京モーターショー2019で1台のクルマが話題となっているそうです。
その名も木からつくったミライのクルマ。
なんだかとっても未来的でかっこいいですよね!しかも本当に木を素材として創られたクルマなんだそうです。それだけでもびっくり@@なんですが、なんとこのクルマ、環境省が出展しているのです!
キーワードはセルロースナノファイバー(CNF)。
セルロースナノファイバーとは
セルロースナノファイバーは木材から得られる木材繊維(パルプ)を1ミクロンの数百分の一以下のナノオーダーにまで高度にナノ化(微細化)した世界最先端のバイオマス素材です。セルロースナノファイバーは植物繊維由来であることから、生産・廃棄に関する環境負荷が小さく、軽量であることが特徴で、弾性率は高強度繊維で知られるアラミド繊維並に高く、温度変化に伴う伸縮はガラス並みに良好、酸素などのガスバリア性が高いなど、優れた特性を発現します。
樹木とセルロースナノファイバーの関係樹木はセルロース分子の集合体であるセルロースナノファイバーからなる木材繊維で構成されています。
樹木はセルロース分子から出来ていてそれを抽出して、とても細かく小さくしたものが繊維状物質=セルロースナノファイバーで、
- 軽い
- とても強度が高い
- 耐膨張性
という特徴を持ち、何よりも樹木由来の天然成分なので環境にやさしい素材ということらしいです。
そんなセルロースナノファイバーを環境省やいくつもの企業、研究機関が協力してこの木からつくったミライのクルマが出来たそうです。特設サイトがあります↓
環境省と言えば、小泉進次郎大臣。視察に訪れたようです。
電気で走る自動車、ソーラーパネル、風力発電なんてマンガの世界のものかと思っていましたが、今の私たちの生活の中に普通に存在しています。環境破壊への取り組みが世界中で行われている今、結構早い段階で木製自動車に乗る機会が来るかもしれません。
★ぶー!ポイント★
私の木でつくったクルマのイメージ↑
木で創った家で、木製の家具に囲まれ、田畑で採れた穀物や野菜、果物を食べ、そして近い将来、移動手段まで木製になるかも知れません。そして何より呼吸で酸素を取り入れている。木も野菜も穀物も果物もすべて植物。私たちは生きていく上でたくさんの植物の力を借りています。地球環境を守ることは急務です。私にも今できること、やります。
ー適材適食ー
小園亜由美(こぞのあゆみ)|管理栄養士・野菜ソムリエ上級プロ・健康運動指導士
*1:文中の表現は全ての人が対象ではない場合があります。現在治療中の方は必ず担当医や管理栄養士の指示に従ってください。食事療法は医療行為です。ひとりひとりの身体の状態に合わせた適切でオーダーメイドなカウンセリングが必要です。充分に注意してください。