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適材適食 -てきざいてきしょく-

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708食目「Table Discussion Meeting in 八幡」〜これからの糖尿病治療を考える〜で講演させて頂きました@北九州市八幡

「Table Discussion Meeting in 八幡」〜これからの糖尿病治療を考える〜で講演させて頂きました@北九州市八幡【適材適食】小園亜由美(管理栄養士・野菜ソムリエ上級プロ)

 

2019年11月29日金曜日、北九州・八幡で開催されたTable Discussion Meeting in 八幡〜これからの糖尿病治療を考える〜で、姪浜院長 下野と共に講演させて頂きました。

 

「Table Discussion Meeting in 八幡」〜これからの糖尿病治療を考える〜で講演させて頂きました@北九州市八幡【適材適食】小園亜由美(管理栄養士・野菜ソムリエ上級プロ)

「Table Discussion Meeting in 八幡」〜これからの糖尿病治療を考える〜で講演させて頂きました@北九州市八幡【適材適食】小園亜由美(管理栄養士・野菜ソムリエ上級プロ)

「Table Discussion Meeting in 八幡」〜これからの糖尿病治療を考える〜で講演させて頂きました@北九州市八幡【適材適食】小園亜由美(管理栄養士・野菜ソムリエ上級プロ)

「Table Discussion Meeting in 八幡」〜これからの糖尿病治療を考える〜で講演させて頂きました@北九州市八幡【適材適食】小園亜由美(管理栄養士・野菜ソムリエ上級プロ)

「Table Discussion Meeting in 八幡」〜これからの糖尿病治療を考える〜で講演させて頂きました@北九州市八幡【適材適食】小園亜由美(管理栄養士・野菜ソムリエ上級プロ)

「Table Discussion Meeting in 八幡」〜これからの糖尿病治療を考える〜で講演させて頂きました@北九州市八幡【適材適食】小園亜由美(管理栄養士・野菜ソムリエ上級プロ)

「Table Discussion Meeting in 八幡」〜これからの糖尿病治療を考える〜で講演させて頂きました@北九州市八幡【適材適食】小園亜由美(管理栄養士・野菜ソムリエ上級プロ)

 私は、適材適食〜野菜を食べましょうと「言わない」アプローチ〜をテーマにお話させて頂きました。

コの字に配置されたテーブル、スライドの観やすさ、みなさんとの距離感、部屋の雰囲気など、とても話しやすいと私は感じました。

 

「Table Discussion Meeting in 八幡」〜これからの糖尿病治療を考える〜で講演させて頂きました@北九州市八幡【適材適食】小園亜由美(管理栄養士・野菜ソムリエ上級プロ)

姪浜院長 下野は糖尿病チーム医療から運動・食事療法の実際と最適な薬物療法〜をテーマとして話をさせて頂きました。 

 

質疑応答の内容を記します。

 

ーーー食事運動カレンダーは毎月フォローするのか?
前回食事カウンセリングで目標を立てた患者には、次回来院時に優先的に栄養指導をしています。食事運動カレンダーには前回から今回までの間、患者自身がどのような取り組みをしてきたかが記されています。講演内でもお話したように、目標を達成したか出来なかったかが問題ではなく、目標に対して患者自身がどう考えどう動き、その結果どう変化したのかが重要です。「きっかけ」として機能しているかどうかを必ず確認する必要があります。私の経験では、

目標達成できた患者の多くは自分からすすんでシートを持参し見せてくれます。どれだけ大変だったか、どれほど頑張ったのかを訊いていくうちに、次の目標が自然と出てきます。

目標達成できなかった患者でも、声をかけるとシートを見せてくれます。その時、達成率の悪さを指摘するよりも、どうして出来なかったのかを吸い上げる必要があります。目標を達成できなかった理由を多くの場合患者自身がすでに自覚しているので、それを救い出し、認め、目標の修整を行います。

中にはどうしても時間が取れない、時間が合わない患者もいますが、食事カウンセリングができないとしても、必ず声をかけるようにしています。できれば来月の約束をしておくことも有効です。

 

 

 

ーーー食事運動カレンダーを糖尿病の新患にどの位の割合で行っているのか?

感覚的になってしまいますが、イメージとしては20〜30%程度の新患に行っています。ただ、食事運動カレンダーも含め、ツールなどは患者との相性があります。食事運動カレンダーのように目標を書き、毎日コツコツ記録していくのが合う患者とそうでない患者は必ずいます。そういう意味では、新患・再来という区別ではなく、患者自身のキャラクター、背景、状態、タイミングなどを見極める必要があります。

ただ「合わないだろう」と思っていた患者が合うなんてこともあります。こちらの思い込みではなく、充分考え検討した上でツールを使うことは大切だと考えています。そういう意味で達成率を問題にするのではなく、きっかけづくりとしてのツールとしての捉え方がよいと私は考えています。

ただ、合う患者の場合、このツールを埋めることにやりがいを見いだし毎日〇を付けることを楽しく感じてくれている、なんて人もいます。

楽しく食事や運動に取り組むためのきっかけづくりのひとつの方法だと考えています。

 

 

 

 

★ぶー!ポイント★

「Table Discussion Meeting in 八幡」〜これからの糖尿病治療を考える〜で講演させて頂きました@北九州市八幡【適材適食】小園亜由美(管理栄養士・野菜ソムリエ上級プロ)

最後になりましたが、

参加頂いた医療従事者のみなさま、

廣畑 佳秀 先生 (廣畑内科クリニック 院長)

横溝 由史 先生 (横溝内科クリニック 院長)

 

そして講演会のスタッフのみなさまに心から深く感謝申し上げます。

参加頂いたみなさま、ありがとうございました。

 

   

ー適材適食ー

小園亜由美(こぞのあゆみ)|管理栄養士・野菜ソムリエ上級プロ・健康運動指導士

▲YouTube【こぞのあゆみチャンネル】では野菜や果物など食べものに関する情報を動画配信しています★

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*1 

*1:文中の表現は全ての人が対象ではない場合があります。現在治療中の方は必ず担当医や管理栄養士の指示に従ってください。食事療法は医療行為です。ひとりひとりの身体の状態に合わせた適切でオーダーメイドなカウンセリングが必要です。充分に注意してください。